河合 蘭先生のページお子さんは生後 7歳 10ヶ月(2877 日目)

 

ベビカムママたちの産院選び体験を見てみよう

  • 2015-06-26 15:05
  • 一般公開
  • テーマ:
ベビカムOnlineで2001年4月20日から5月7日にかけて行なわれた「産院選び」アンケートに見るベビカムママたちの産院選び
総数 495名
すべて出産経験者 出産回数1回:377人 2回:82人 3回以上:31人

どうやって産院を探した?

圧倒的な強さを誇っているのが「口コミ」のようです。マスメディアは自分がかかる産院を探すにはまだ使いにくいようですが、インターネットと単行本は比較的利用されています。「その他」は、「電話帳で探した」、「家から一番近かった」、「妊娠前からのかかりつけ医」という答が多数を占めていましたが、保健所で聞いた人もいました。

どこで産んだ?

病院(大規模、中規模あわせて)と個人産院がそれぞれ約半数を占め、約5%が助産院、自宅出産が数人でした。2人目では、より小さい施設を選ぶ傾向がやや見られます。

いつごろ産院を決めた?

7割くらいの人は妊娠2~3カ月で決定、4~5カ月の時点では9割が決まっているので、時期としてはいい時期に出産場所が決まっているようです。ただ約5%の人は妊娠6カ月を過ぎても産院が定まりませんでした。事情通になっているはずの2人目、3人目の人にも、決断時期が早まる傾向はありませんでした。

何軒目で産院を決めた?

転院はできれば避けたいものの、妊娠して初めてかかった産院で出産する人は、初産の場合は半分以下という結果でした。2回以上の転院をする人も1割いて、これは都市部ではさらに増え、例えば東京23区内だけで見ると2割に上りました(79名中15名)。ただ、2人目以降は、転院しないですむ人が増えます。

*1999年に行なった同様のアンケートでは、ベビカムママたちが最初にかかったところで出産する率は61%(初産、経産の区別なし)でした。この2年の間に、転院する人は増えたようです。

転院した理由は?

転院の理由ははさまざまでした。トップは里帰りで、「実家に帰って産む」という日本の慣習は健在ですが、「もっといい産院があったので」、「はじめからその気がなかった」という、産院を選びたいという気持ちも強いようです。一方、産科医の高齢化などから「分娩を扱っていない」産院も多いようです。また、アンケートに答えてくれたママ全体のうち5%弱の人は、妊娠中に早産などの問題が起き、医療的にやむを得ない転院をしています。

産院選び、どんなことに困った?

7割以上の人は産院選びに難しさを感じたようです。一番多かったのは、「どんな産院がいい産院なのかわからない」という声。どこにどんな産院があって実態はどうなのかがわからない、というもどかしさもあるようでした。「困ったことは特になかった」は全体の28%で、この方たちは、妊娠前からかかりつけ医であるなど、もともと産院を知っていたケースが多く見られました。
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