VOL.234 2019年10月18日(金)~10月24日(木)有効サンプル数 334

今回のベビカムリサーチは、「子どもの泣き止ませ方」について、育児中のパパママにアンケートで聞いた結果をご紹介します。先輩ママおすすめの泣き止ませ方や、親がイライラしないためのアドバイスも必見です!
人気の泣き止ませ方はダントツで「抱っこ・おんぶ」!
まず、子どもが泣いている時に、パパママがどのように対処するかを具体的に聞いてみました。
▼ Q1.子どもを泣き止ませるためにどんなことをしますか?(n=334)
※複数回答。3つまで

その結果「抱っこ・おんぶする(92.5%)」が9割を超え、他の回答に60%以上の大差をつけて1位となりました。この結果を、子どもの年齢別にまとめると、次の表のようになります。2位は「おもちゃであやす(30.8%)」、3位は「子守唄・童謡などを歌う(25.1%)」となり、僅差で「テレビ・動画を見せる(21.3%)」が4位に続きました。
この結果を、子どもの年齢別にまとめたものが、以下の表です。
・年齢別の子どもの泣き止ませ方(表内数字はすベて%)
「抱っこ・おんぶする」が生後6ヶ月未満では100%という結果に…!「おもちゃであやす」「子守唄・童謡などを歌う」も含めた上位3つは、子どもの年齢に関わらず、人気のあやし方であることがわかります。
それ以外のあやし方で、年齢別に特色があったものが、表内で水色に塗った3つです。生後3ヶ月〜6ヶ月頃は「手遊びであやす」、6ヶ月〜9ヶ月頃は「タオルを持たせる」など、赤ちゃんの手の動きを促す動作が人気のようです。また、9ヶ月以降は「テレビ・動画を見せる」が急激に増えているのがわかります。
子どもの泣き止ませにかかる時間と親のイライラの関係は?
次に、子どもが泣き止むまでにかかった時間を聞いてみました。
▼Q2.子どもが泣き止むまで最長でどのくらいかかりましたか?(n=334)

その結果「5分〜10分(23.4%)」が最多となりました。7割以上の人が30分未満という回答でしたが、泣き止ませに1時間以上かかった経験があるパパママも1割以上と決して少なくないようです。
▼Q3.子どもが泣き止まずにイライラしたことはありますか?(n=334)
続く「子どもが泣き止まずにイライラしたことはありますか?」という質問には、なんと8割以上のパパママが「はい」と回答…! 上で聞いた泣き止むまでにかかった時間との相関を見ると、以下のようになりました。
・泣き止ませにかかる時間と親のイライラした経験の有無(表内数字はすベて%)
子どもの泣き止ませにかかる時間が10分以上になると、イライラを感じる親が増えるようです。しかし、泣き止ませに1時間以上かかっても「イライラしたことがない」パパママが1割程度いることもわかりました。
▼Q4.泣き止まない間、親がイライラしないためにしていることは?(n=268)
※複数回答。3つまで
Q3で「はい」と答えた人にイライラ対処法を聞いた結果、もっとも多く見られたのは「少しの間子どもから離れる(64.2%)」で、「関係ないことを考える(32.8%)」、「テレビをつける(22%)」と続きました。
先輩ママのイライラ対処法をチェック!
アンケートの回答で寄せられた先輩パパママのイライラ対処法をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね!
- 泣き止ませようと思わないのが1番かと思います。「もう好きなだけ泣いて!肺も強くなるし、いい運動だ!」と思うようにしています。(めーちさん)
- 「いつかは泣き止む。泣きすぎたら疲れて眠る。この後は寝るからその時に休める」と、終わりが来ること・自分がその時に休めることを言い聞かせる。(まりちゃんさん)
- 泣き止まないのは自分のせいでも赤ちゃんのせいでもない。「しょうがない」と考える。(こうちゃんさん)
- 「この子を抱っこであやすのは人生の中でほんの数時間しかない」ということが書かれたSNSの投稿をみてから、その事を思い出すようにしたら、イライラしなくなり、愛おしさが増しました。(うぃんちゃんさん)
- 安全だと確認したら、少し放置していてもいいと思う。(ハルカリさん)
- 「泣いている=なにかを伝えている」と考えて、何を言っているか想像して会話を楽しみながらあやす。(ここさん)
- いったん深呼吸してから、YouTubeなどで自分が好きな歌を聞いて落ち着く。(になさん)
- 子どもが泣き止まない時は、本当に途方に暮れるほど泣き止まないので、外に出てみたりドライブしてみたり…いろいろ試してみるのも良いし、旦那さんに手伝ってもらえる方は、少しの時間でも任せてみたりして、お母さん一人で抱え込まないようにしてほしいです。(べんけんさん)