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妊娠中の歯周病は早産のリスクを高める!?

データキャッチアップVOL.22 2017年8月10日(木)~8月24日(木) 有効サンプル数 759

妊娠経験のあるベビカムユーザーのみなさんに、重い歯周病が早産の原因となることを知ってるかどうかをお聞きしました。

結果は「はい」が58.9%。約6割の人が知っていることがわかりました。

妊娠している女性が何らかの歯周病にかかっている場合、早産や低体重児出産のリスクはなんと7倍にもなるというデータがあります。これは喫煙や飲酒、高齢出産などよりもはるかに高い数値です。

口と子宮は離れているのにどうして関連があるの?と思われるかもしれませんが、歯周病の原因となる細菌や、炎症が起きたところで生じる物質(サイトカイン)が、歯肉の血管を通じて血液に流れ込み、全身に運ばれてしまうのです。そして、組織や臓器に何らかの影響を与えると考えられています。現在では、骨粗しょう症や心疾患なども、歯周病がリスク因子であることが明らかにされています。

歯周病は日本人の8割が罹患しているといわれ、発症年齢は35歳以上から増え始め、40代になると急激に増加します。歯周病を予防するには、歯に付いたプラークをしっかり落とすことが大切です。 妊娠中はホルモンの関係で、歯周病になったり、悪化したりしやすくなりますので、妊娠する前から歯科医院で定期的に健診を受けて、歯周病にならないよう気をつけましょう。

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