
質問者
保険|Q89|2013/08/30
最近よく目にする医療保険の「先進医療特約」って?
医療保険の見直しを考えていますが、最近の保険には先進医療の保障がついているものが多いですが、そもそも先進医療とは何ですか?この保障は付けておいたほうがいいんでしょうか。

回答者
ここ数年多くの生命保険会社が、医療保険に「先進医療」の保障を特約として付加できる商品を販売しています。毎月の保険料は100円程度と、保険料の負担もそれほど大きくなく、保障を付加して加入している人が多いようです。
「先進医療」とは、厚生労働大臣の承認を受けた先端医療で、基準を満たした施設を持つ医療機関で治療を受けることができます。健康保険の対象外となるため、先進医療にかかる費用はすべて自己負担となります。
先進医療の概要について(厚生労働省HP)
医療制度では原則として、保険の適用となる「保険診療」と保険の適用外となる「保険外診療(自由診療)」の併用は原則禁止されています。先進医療も保険外診療となりますが、保険診療との併用は可能となっています。
例えばがんの治療で先進医療を受ける場合、300万円以上の技術料がかかるものもあります。こちらの費用は全額自己負担となりますが、民間の医療保険で先進医療の保障をつけていれば、この費用を自己負担することなく治療を受けることができます。
以前は先進医療を受ける件数も少なく、治療を受けることができる医療機関も少なかったようですが、最近では認知度も少しずつ増え、保険会社が支払う先進医療の給付金の件数も金額も増えているようです。
先進医療部分の保険料についてですが、保険会社によって、「加入時の保険料がずっと変わらない」「10年ごとに保険料が見直される(上がる可能性も下がる可能性もある)」「先進医療部分の保険料は一生涯払う必要がある(保険料短期払の場合)」など、払い方に違いがありますので、加入を検討する際はどのように保険料を払っていくのかをチェックしてください。
毎月の保険料も割安ですし、治療の選択肢を増やすという意味では、先進医療の保障は付けておいても良いのではないかと個人的には考えています。
今後の家計の推移を確認したい方は、ライフプランソフトでシミュレーションが可能です。
http://www.sawada-fp.com/simulation
「先進医療」とは、厚生労働大臣の承認を受けた先端医療で、基準を満たした施設を持つ医療機関で治療を受けることができます。健康保険の対象外となるため、先進医療にかかる費用はすべて自己負担となります。
先進医療の概要について(厚生労働省HP)
医療制度では原則として、保険の適用となる「保険診療」と保険の適用外となる「保険外診療(自由診療)」の併用は原則禁止されています。先進医療も保険外診療となりますが、保険診療との併用は可能となっています。
例えばがんの治療で先進医療を受ける場合、300万円以上の技術料がかかるものもあります。こちらの費用は全額自己負担となりますが、民間の医療保険で先進医療の保障をつけていれば、この費用を自己負担することなく治療を受けることができます。
以前は先進医療を受ける件数も少なく、治療を受けることができる医療機関も少なかったようですが、最近では認知度も少しずつ増え、保険会社が支払う先進医療の給付金の件数も金額も増えているようです。
先進医療部分の保険料についてですが、保険会社によって、「加入時の保険料がずっと変わらない」「10年ごとに保険料が見直される(上がる可能性も下がる可能性もある)」「先進医療部分の保険料は一生涯払う必要がある(保険料短期払の場合)」など、払い方に違いがありますので、加入を検討する際はどのように保険料を払っていくのかをチェックしてください。
毎月の保険料も割安ですし、治療の選択肢を増やすという意味では、先進医療の保障は付けておいても良いのではないかと個人的には考えています。
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