
質問者
貯蓄|Q70|2012/02/17
一般家庭の貯蓄額はどれくらい?
家庭によってまちまちだとは思うのですが、一般に、20代・30代で子どものいる家族の貯蓄額って、どのくらいなのでしょうか?
わが家は、夫31歳、私27歳で現在妊娠6ヶ月。貯蓄額は200万円程度です。子どもは1人しか作らない予定で、学資保険は18歳満期で300万円受け取れるものを予定しています。マイホームも、将来的には夫の実家で暮らすことになるため、特に用意していません。
夫の年収が手取りで約500万円(毎月35万円+ボーナス年100万円)で、毎月10万円を貯金に回しています。私は専業主婦で収入はありません。貯金以外の貯蓄といえば、夫婦の月々の保険料がそれぞれ1万円といったところです。毎月の貯蓄額をもっと増やすべきでしょうか? 同世代のご家族は、だいたいいくらぐらい貯金しているものなんでしょうか?
わが家は、夫31歳、私27歳で現在妊娠6ヶ月。貯蓄額は200万円程度です。子どもは1人しか作らない予定で、学資保険は18歳満期で300万円受け取れるものを予定しています。マイホームも、将来的には夫の実家で暮らすことになるため、特に用意していません。
夫の年収が手取りで約500万円(毎月35万円+ボーナス年100万円)で、毎月10万円を貯金に回しています。私は専業主婦で収入はありません。貯金以外の貯蓄といえば、夫婦の月々の保険料がそれぞれ1万円といったところです。毎月の貯蓄額をもっと増やすべきでしょうか? 同世代のご家族は、だいたいいくらぐらい貯金しているものなんでしょうか?

回答者
妊娠6カ月ということで、もうすぐ赤ちゃんとご対面ですね。寒い日が続いていますので、出産まで風邪などひかないよう、からだを大事にしてお過ごしください。
ご質問のあった貯蓄額については、おっしゃる通り、家族構成や収入形態(旦那さんのみ・共働きなど)によって家庭ごとに違いますが、普段の相談では、生活費の半年から1年分くらいは、何か不測の事態(旦那さんの病気・ケガなど)に備えて、すぐに使えるお金として準備しておきましょうというお話をします。
毎月10万円を貯蓄に回していらっしゃるということですが、よいペースで貯蓄をされていると思います。お子さんが大きくなるにつれ、教育費やその他の出費が増えていきますので、お子さんが小さいうちに、できるだけ貯蓄額を増やすためにも、今のペースで続けていかれるといいですね。
ところで、ご質問の内容について、確認していただきたいことが2点あります。
ひとつは、18歳の時に300万円を受け取れる学資保険に加入中ということですが、支払う保険料総額はいくらになるか確認してみてください。最近は、300万円は受け取れるけど、それまでに支払った保険料が300万円以上になってしまう商品が中にはあります。それだったら、普通預金に貯金をしておいた方がまし…ということになってしまいます。
もうひとつは、貯蓄としてご夫婦それぞれ毎月1万円の保険料を払っているということですが、本当に貯蓄性のある商品かどうか、確認してみてください。
お恥ずかしい話ですが、私がこの仕事を始める前に「貯金にもなるから始めなさいよ」と言われて加入した保険がありました。「貯金にもなるなら…」と思い、毎月1万5,000円を払っていたのですが、あとになって調べてみると、貯蓄性のある保険ではなく、いわゆる「掛け捨て」の保険だったのです。
貯金になっていないので解約をしたのですが、約10年間で払った保険料は約180万円、戻ってきたお金は約23万円…。担当の人も既に辞めてしまっていて、文句の言いようがありませんでした。でも、はんこを押したのは私ですから、すべて自己責任です。
このような保険には入っていらっしゃらないとは思いますが、念のため、加入されている保険のしくみを、もう一度確認してみてください。
繰り返しになりますが、毎月よいペースで貯蓄をされていると思います。住宅の費用もこの先なくなるということですので、その分も貯蓄に回せればいいですね。ただし、一戸建ての場合は、将来リフォーム費用や修繕費がかかる場合がありますので、その費用を準備していく必要があります。
「毎月のお給料から出費をして、残ったお金を貯金しよう」というのではなく、「毎月これだけの金額は貯蓄に回そう」と決めて、残った金額でやりくりする習慣を身に付けることで、無駄な出費はだんだんと少なくなっていきますよ。
ご質問のあった貯蓄額については、おっしゃる通り、家族構成や収入形態(旦那さんのみ・共働きなど)によって家庭ごとに違いますが、普段の相談では、生活費の半年から1年分くらいは、何か不測の事態(旦那さんの病気・ケガなど)に備えて、すぐに使えるお金として準備しておきましょうというお話をします。
毎月10万円を貯蓄に回していらっしゃるということですが、よいペースで貯蓄をされていると思います。お子さんが大きくなるにつれ、教育費やその他の出費が増えていきますので、お子さんが小さいうちに、できるだけ貯蓄額を増やすためにも、今のペースで続けていかれるといいですね。
ところで、ご質問の内容について、確認していただきたいことが2点あります。
ひとつは、18歳の時に300万円を受け取れる学資保険に加入中ということですが、支払う保険料総額はいくらになるか確認してみてください。最近は、300万円は受け取れるけど、それまでに支払った保険料が300万円以上になってしまう商品が中にはあります。それだったら、普通預金に貯金をしておいた方がまし…ということになってしまいます。
もうひとつは、貯蓄としてご夫婦それぞれ毎月1万円の保険料を払っているということですが、本当に貯蓄性のある商品かどうか、確認してみてください。
お恥ずかしい話ですが、私がこの仕事を始める前に「貯金にもなるから始めなさいよ」と言われて加入した保険がありました。「貯金にもなるなら…」と思い、毎月1万5,000円を払っていたのですが、あとになって調べてみると、貯蓄性のある保険ではなく、いわゆる「掛け捨て」の保険だったのです。
貯金になっていないので解約をしたのですが、約10年間で払った保険料は約180万円、戻ってきたお金は約23万円…。担当の人も既に辞めてしまっていて、文句の言いようがありませんでした。でも、はんこを押したのは私ですから、すべて自己責任です。
このような保険には入っていらっしゃらないとは思いますが、念のため、加入されている保険のしくみを、もう一度確認してみてください。
繰り返しになりますが、毎月よいペースで貯蓄をされていると思います。住宅の費用もこの先なくなるということですので、その分も貯蓄に回せればいいですね。ただし、一戸建ての場合は、将来リフォーム費用や修繕費がかかる場合がありますので、その費用を準備していく必要があります。
「毎月のお給料から出費をして、残ったお金を貯金しよう」というのではなく、「毎月これだけの金額は貯蓄に回そう」と決めて、残った金額でやりくりする習慣を身に付けることで、無駄な出費はだんだんと少なくなっていきますよ。