莫山
莫山
2006-10-04 11:33:11

「〜してやる」と言う言葉

「〜してやる」と言う言葉を聞いて、どう感じますか?
私はどうも話している本人が相手に対して優位に立っているように感じるのですが・・・
ダンナが話すときに使うんです。
同級生の友達のことを私に話すときに「今度〇〇が結婚するし、お祝いしてやらなあかんな」とか、「あいつの試合見に行ってやらな。」とか。
どうもそれを聞いてると、偉そうに思えるんです。
私が逆に私の友達のことをダンナに話すときは「今度〇〇が結婚するからお祝いしようと思うねん」って表現になります。
土地柄とかもあるのかな?(ちなみに京都です)

あと、もし京都の方が見てくださってたらお聞きしたいのですが、「〜したはる」と言う言葉はちょっと尊敬とか丁寧なニュアンスありませんか?
自分の子どものことを人に話すときに「ウチの子昨日滑り台したはって〜」みたいな言い方ってちょっと違和感を感じるんです。
私は生まれも育ちも京都ですが市外だし、両親とも京都の人じゃないのでこういったニュアンスがイマイチわかりません。
どなたか教えてください〜

莫山
莫山
2006-10-08 23:14:15

それだ!

コメントをくださった皆さん、ありがとうございます。
こうしていろいろな方の意見を読ませていただいて、ホントに言葉って難しいな、と思います。
自分が考えて言った意味合いと相手が受け取る意味合いには結構差があるんですよね。
3つ前のサクリードさんのレスを読ませていただいて、「それだ!」って思いました。
「〜せなあかん。」だと、決意表明の意味合いを感じるんですよ。
やっぱり「〜してやらな。」だと偉そうに感じるんですよね。
だってダンナも明らかに上司とか目上の人のことでは使わないんです。
実際にはダンナはどのような意味合いを持って使っているのかはイマイチわかりませんが、でも、偉そうだと感じる人もいるってことは伝えたほうがいいかな、と思います。

「〜したはる」というのは決して丁寧とばかりは言わないんですね。
実家の両親は「〜したはる」というのを使わないので親が子どもに対して使うのを聞いたのは義母がダンナのことを話す時だったのでびっくりして。
実際義母はダンナに対して普段から気を遣ったりもう殿様扱いなので、どうしても丁寧な言葉に聞こえたのかもしれません。

どちらにせよ、正しい言葉って最近わかりません。
私も正しく使えてる、とは言いづらいし、気をつけよう、と思います。

chibi-mama
chibi-mama
2006-10-07 22:39:17

「〜したはる」について

20まで京都で育ちその後大阪へ。現在は関西を離れています。
京都にいるときは身内に対しても「〜したはる、しはった」という言葉は使ってましたね。
動物に対しても使ってたくらいですよ。
大阪に住んでからはだんだんと使わなくなり、現在では尊敬、とまではいかないけど丁寧な言葉として使うようになっていますが。

森林効果
森林効果
2006-10-07 01:22:44

あとで気付いたけど

話がそれるかも知れませんが、「〜してやる」は私もよく使っていることに気がつきました。それに、子供にも言っているのです。
例えば、おもちゃの取り合いになったとき、息子に「お姉ちゃんに貸したって(貸してやって)」など。関西弁以外の方にはイントネーションが伝わらないかも知れないですが。
その影響なのか、義母の影響なのか、息子も3歳ながら、「オレがしたる」とか、言っているのですよ。それは決意表明なのか・・・、または、自信過剰にも聞こえます。
「〜してやる」「〜したる」「〜してあげる」にもいろんなニュアンスとか、そのときの状況とか、あるのかなという気もしますが、やはり、「〜する」よりはちょっと傲慢な気持ちが入っているように感じます。
「〜してやらなあかん」とは別なのかなあ。莫山さんのダンナさんの文章を読んでみたら、自信家だけど、同級生に対する思いやりも受け取れる気がしてきました。
方言の違いもあるでしょうけど、私には違和感のある言葉というのもいろいろあります。不思議だけど、日本語はおもしろいですね。
私は結婚前、12年ほど大阪に住んでいて、最近は大阪弁に触れるのはTVぐらいだけど、例えば、「上司にお茶を入れてやらなあかん」とか言うかなあ。「言ってやれ(言うたれ)」とかはどう?言う本人が強くないと言えないことないですか?

kumizo1225
kumizo1225
2006-10-06 18:06:09

私も大阪生まれですが

サクリードさん同様、「〜してやらなあかん」は「〜しなくちゃいけない」っていう感じですね〜。
「応援に行ってやらな」っていうのは上から見ているというのではなく、「試合がある!?それは是非是非行きたい!」っていう気持ちだと思いました。
さらに、もしかすると、「〜してやらな」って言うことで「〜は絶対しなくちゃいけない。是非したい。だから、了承してくれ」っていう奥様へのお願いの気持ちが入っているかも・・・。

でも、サクリードさん同様、普段何気なく使っている言葉なので認識を改めなくては・・・と思いました。

森林効果
森林効果
2006-10-06 00:18:55

私も優位に聞こえるよ

「〜してやる」という言葉、私も言っている本人が優位に聞こえます。
私は三重県の関西よりに住んでいますが、義母は孫に対して、「〜したろ」とよく言います。「〜してあげよう」とはちょっと違う、偉そうに聞こえるのです。例えば、「口を拭いてあげよう」なら普通なのに、「口、拭いたろ」、「パンツ、はかせたろ」など。
した後に、「〜したった」というのも偉そうに聞こえます。
やっぱり、「〜してやる」というのは、目下の人が目上の人に使う言葉ではないと思います。
それに、方言というより、その人の口グセかも知れません。
関係ない話だけど、ずっと前の彼氏に「俺が幸せにしたる」と言われ、何を横柄な・・・と思った。
「〜してやる」というのは、俺に任せれば安心だという自信に満ちた言葉に聞こえるのですが・・・。皆さんとちょっと違うかな。

「〜してはる」というのは、大阪ではちょっと丁寧に聞こえる便利な言葉だなあと思っていました。
本当の京都弁は結構、難しそうですね。



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