mi−na
mi−na
2006-03-21 00:54:02

兄の自殺・・(長文です)

はじめにお詫びです。
まず、こんな重たいテーマで申し訳ありません。
それから普段は別のHNでお世話になっているのですが、このスレの内容を思うといろんな思いがわきあがるためにあえて別のHNにしました。
今の私の気持ちでは本当のHNにする勇気もないですし、ここでのお友達もたくさんいますので、そういう方に心配をかけたくないという思いもあります。
こういった形でスレを立てることをお許しください。

去年の11月のことですが、兄が自殺しました。
両親と同居している自宅マンションからの飛び降り自殺でした。
両親の強い意向で葬儀も一切行わず、家族のみで火葬場でお骨にしていただきました。
それからすでに3ヶ月が経とうとしています。
私は4人の子どもがいますし、日々の忙しさに時間が過ぎていきますが、時折波のように兄に対する気持ちが湧き上がってきます。
どうして死んでしまったのか。
どうして助けてあげられなかったのか。
兄の人生は幸せだったのだろうか。
など・・。
幼いころ兄に遊んでもらった記憶とともに湧き出してきます。
私が幸せだなと感じるときにも(兄は独身で多分彼女もいない感じでしたので)「誰かを愛したり、愛されたりという満ち足りた時を過ごしたのだろうか」とか、私の主人が兄と同い年なのでついついくらべてしまったりしています。
また、自殺という亡くなり方だったので、友達にも知らせず、誰にも話をせず、年賀状も喪中にせずに普通に出してしまいました。
兄の死を受け入れられなかった自分もそこにいました。
この気持ちにどう整理をつけたらいいのか、今悩んでいます。身内で亡くなったのが兄が初めてだというのもあると思います。自死遺族の方のHPとかも拝見しましたが、まだ辛いことを思い出すばかりですし、自分が自死遺族であるというのを受け入れていないのかもしれません。
長々と書いてしまいましたが、家族の突然の死を経験された方はどのようにその死を受け入れられたのでしょうか?上記のように考えてしまう私は異常なのだろうか、それともこれが自然なことなのか・・。どういう風に考えたらいいのかわからなくなってしまい、ここへ書き込みました。
どんなことでも構いませんのでレスいただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。


mi−na
mi−na
2006-04-04 01:03:02

ありがとうございます

お返事が遅くなってすみません。
そして、答えにくいにも関わらず、こうしてレス頂けてとてもうれしいです。
何度も何度も読ませていただきました。
そしてその度に泣いていました。
でも、みなさんからのレスの中には私が言葉に出来なかった気持ちなども書かれていて、すごく励まされました。
ありがとうございます。

実は今母が寝込んでいます。
兄が亡くなってから一旦は持ち直したかに見えたのですが、また悪くなっています。
このまま兄の後を追わないか心配です。
母を支えなくてはと気を張っていますが、時折兄が飛び降りる瞬間を必死に止めている夢を見たりします。

今は時間だけがただ過ぎて、気持ちはなかなか前に進めないけど、でも、一生懸命生きたいです。
兄はもうこの世にいないけど、私の兄として生きてくれたことはずっとずっと忘れないで生きて行こうと思います。

まだうまく言えないけど、でも、とにかくみなさんにお礼が言いたくて書きました。
どうもありがとうございます。



かぶおと
かぶおと
2006-03-26 02:11:10

思い出になるまでには。。。

自死ではないですが、母を小学生の時に亡くしました。
トイレで倒れているのを見つけたのは私です。
朝も元気で悪い所なんてどこにも無い筈だったのですが、
神様は突然心臓を止めてしまわれました。

突然、居て当たり前の人が居なくなると現実を受け止めるのは至難の業です。
まだ子供の自分はこの先、どうなるのか?
お父さんはどうなるのか?
毎日、父の慣れない手料理や祖母の味のご飯を食べながら母の事を思い、母に似た感じの人を見ると「もしかして?」と思ったり、母の呼ぶ声が聞こえたような気がしたりしてました。事あるごとに母を思い出し、神様を恨み、母だったらどうするだろう?何て言うだろう?って思います。

私は周りの大人が泣き悲しむ姿を見て、頑張らなくちゃ!って思い、あまり泣かずにガラリと変わった生活に身を任せてきたのですが、今考えると、もっと泣いても良かったのかなぁとおもいます。

今でも、母の倒れていた姿が目に焼きつき初めて目にした死という恐怖が襲います。
そして、自分が母に似てきている事を実感するに連れて時々ですが、自分も母のように突然死んでしまうのでは?と恐怖にかられます。

大事な人の突然の死を理解するには、様々な思いと時間とが必要なんだと思います。
母が亡くなって20年が経ち、やっと神様を恨む事が無くなりました。自分で死を選んでしまった背景には他人には計り知れない事柄があったのだと思いますが、お兄様はmi-naさんにこんなに愛されていて、ご家族にも愛されていたの事は事実ですよね。

これからもお兄さんを愛してあげて欲しいと思います。

プップ
プップ
2006-03-24 21:01:31

昨年6月

3歳年上の私の兄が自ら命を絶ちました。
小さい頃から両親に言えないことも話し合える兄妹でした。
人付き合いが下手で、少し閉鎖的な兄は一度自殺未遂を起こしたことがあったので警戒はしていたのですが、結局兄の心の影には気づいてあげられませんでした。
遺書もなく、何を抱えていたのかはわかりません。
どうして何も言ってくれなかったのか、今まで培ってきた絆は何だったのか…
悔しさも悲しさも一年経とうとしている今でも生々しく胸を痛めます。
でも、兄の顔は穏やかでした。
全てから開放され、とても楽になったような顔でした。
今私にできることは、自ら選択したその道で、兄が幸せになっているように祈ることなのかな、と思います。
そして、何年かかってもこの苦しみを乗り越えることなのかな、と。
今はまだ、兄のとった行動を非難する自分と、認めてあげようとする自分がいます。
そのうち100%認めてあげられるようになったときが乗り越えたときなのかな、と思っています。

『何で?』も、『ゴメンね』も、『ありがとう』も天国でしか伝えられないけど、その日が来るまで私は精一杯生きたい。

でも、今でも電話をすると『もしもし?』って聞こえてきそうでメモリーは消せないままです。
自分のことばかりでごめんなさい。
今はまだ受け入れられないのも当然です。
火葬のときのお坊さんに、人をなくした悲しみが癒えるのは、10年かかると言われました。
精一杯生きていくことこそが最大の供養だと。

同じような痛みを抱えるもの同士、ゆっくりゆっくり生きて行きましょう。

Bベイシック
Bベイシック
2006-03-24 10:15:07

嫁の母が

昨年、自殺しました。
嫁の母は、非常に明るい方で、よくしゃべりよく笑い、正直なところ、僕はしゃべるのが得意ではないので、少し苦手な存在でした。
でも、いつも僕達夫婦に気を使ってくれて、うちの娘が初孫でうまれた時も、すごく喜んでくれて、僕達夫婦も共働きでお金には困っていないのですが、それでもなにかとたくさん買ってくれました。
うちにも時々遊びに来て、娘の面倒をみてくれていたし、僕達が実家に行ったときもたくさん料理を作って喜んでくれました。
世の中でこの人だけは絶対自殺しないだろう、と宣言するとしたら、嫁の母だろう、と思うくらい元気で明るく前向きな人でした。
ですが、昨年、急に、自殺しました。
家族旅行の計画をたてていたのですが義母は当日の朝になりドタキャンし、義母以外の家族全員で出発しました。旅行中も何度か電話して元気でした。
何も変わらない感じだったと嫁は言います。
でも、帰ったら、嫁の実家のお風呂で手首を切り、亡くなっていました。
ショックは非常に大きかった・・・・・
義父と嫁と嫁の姉妹とで義母を風呂から引き上げて救急隊と警察を呼びましたが、自殺だということは伏せています。
ただ、義母は突然の思い立ちで自殺したのではなく、何にも考えて準備していたのだと分かりました。
たくさんの遺書、片付きすぎた家、そして自分の葬儀費用や遺影の写真、着物、下着などがきちんと準備してあって、たくさんの遺書は、家族一人ひとりにあてたもので、自分の感情や悲しみではなく、物のある場所、今後して欲しいこと、生命保険の受け取り方などが、びっしりかかれていました。
自殺の原因は・・・・・分かっていません。
義両親は共働きで嫁の姉妹はみんな結婚してそれぞれ共働きで誰も経済苦はなかったはずです。
義父は定年退職で退職金をもらったばかりで、年金ももらいなが嘱託職員の仕事もしていました。
孫も生まれ、家族には恵まれていたと思います。
義母にはまだ母や兄弟姉妹が近くにたくさんいてさびしい、というほどではなかったと思っていました。
嫁は自分を責めました。
「なぜ気がついてやれなかったのか?」と。
理由は分からない、と書きましたが、きっと「孤独感」からのうつだと思います。
お金にも人にも恵まれているように思っても、実は、3人の娘達が嫁に行ってしまい、それまで子育てで一生懸命だった気持ちが一気に冷め「自分は何のために生きているんだろう」と感じたのだと思います。
葬儀は、病死、ということで、普通に行いました。
近所の方、親族、義父の会社関係、友人など、ただの一般の人とは思えない500人近い方が参列して下さいました。
こんなにたくさんの人に恵まれていたのになぜ?と思わずにはいられませんでした。

身内の死、それも不本意な死だった時、それを乗り越えるのは大変だと思います。
でもそれを乗り越えるためには、自分の家族や残された親を大事にしていくことだと思います。
幸いうちには1歳の娘がいました。
義母の葬儀の時も何も分からず笑っていました。
葬儀が終わって落ち込むまもなく、娘の成長に一喜一憂し、嫁も仕事に復帰しました。
悲しみは消えるわけではないけれど、一番の供養は自分自身と残された家族が幸せに暮らすことだと思っています。
同時に自殺を予防することも考えておきたいと思っています。
男も女も、50台後半〜60台が自殺が多いです。
また30台くらいの男性も多い、という統計があります。
それはそれぞれがいろんな面での喪失感を味わうからです。
50台〜60台は、子供の巣立ち、仕事の退職、体の変化(閉経や性機能低下)、病気、同世代の死。
30台の男性は、仕事や家庭に生きがいをもっていると同時に、裏切り、疲労、ストレス、また友人の結婚や出産で自分が取り残された感、など。
こういった時、周囲が少しでも早くSOSに気がつくべきだと思っています。
ゆっくり前向きに立ち直ってください。

4BIT
4BIT
2006-03-24 09:51:38

父が

私が小学生の頃父が自死しました。
仕事に行って数日家に帰ってこかったので出張に行ってるんだって思っていたんです。
そしたら電話がかかってきて「今から死ぬからって」
私は冗談だと思いたいした話もせず母に電話をわたしたんです。
その日の夜中父は冷たくなって帰ってきました・・・
身内は自死ってこと知ってましたが周りには事故だって言っていたみたいです。
あのときどうして冗談だっておもったんだろう?
どうして死を選んだんだろう?止めること出来なかったのかなって今でも思うことあります。
でも、後悔してばかりじゃダメだって思うことにしたんです。
父は生きるって何か、死ぬとは何かって教えてくれたんだって。
周りの人の思いも知っているから私は絶対に自ら死を選ぶことはしないと思います。つらいことがあっても。
お兄さんの事を忘れないでいること、それをマイナスの思い出なとしてでなく。
そうすればきっと強くなれると思うし、お兄さんの供養にもなるのではないかと思います。



powerd by babycome