名づけについて思ってしまうこと

うちは、義父が名づけをすることになってます。
代々、決まっていることで、名前をつけるのをとても楽しみにしているとか。
そんなん言われたら、断れないじゃないか。

とはいえ、義父も自分の子に名前をつけられなかったので、孫が出来るのを楽しみにしていたらしく・・・
おじいちゃんがつけた名前で、私達が納得したなら、多世代に受け入れられて良い名前かと、良いように考えることにしました。


しかしながら・・・出産が近づくに連れて心配になってきました。


夫の家では代々「女は子のついた名前」「男は彦のついた名前」と決まっているそうです。


女の子はさておき・・・男の子って相当名前が限られますよね？


そして、男の子と判明。「彦」決定。
その瞬間、何ともいえない後悔が襲ってきました。
いいんです。いいんですけどね。
やっぱり、「どんな名前にする？」なんて、夫とワクワクしてお話したかったなぁ。




お腹に声をかけるときの名前を「彦べぇ」にするか、「彦まろ」にするか・・・夫とゆっくり話しながら、心の隙間を埋めようと思います。
私達にできるのは、そんなことくらいです。

ところで、「彦」がつく名前って、今の子にいるでしょうか？私、多くの子どもに接する仕事をしてきましたが、まだ会ったことないです・・・むしろ、同級生にもいなかったかと。
古いイメージにならないでしょうか？
こちらの意見も聞いてくれないものなのか・・・。


お義父さま！
一生懸命考えてくれてるのに、こんな嫁でごめんなさい！
だって私もつけたかったんだもん〜〜〜〜〜！！！
そして夫！
あなたも「●彦」なのに、彦をバカにしてごめん。
彦が嫌と言うか・・・型にはめられた「親族一同右になれえ！」の名付け方に、何となく抵抗あるのです。


さらに、最近、友達が出産しまして、うれしそうに名前を披露しているのを見たら、少し悲しくなってしまいました。
かわいらしい男の子にピッタリの名前。
「可愛いぃ〜」なんて答えつつ、心の中では「うちの子だったら、君は彦になるところだったよ」とつぶやいてしまいました。
友達にも、この場を借りて懺悔します。