キャンプ
- 2016-08-22 18:51
- 一般公開
- テーマ:
チビ10歳の夏。
2年生から始まった、学校行事のキャンプは4年生から2泊となります。
2年、3年のキャンプでは、夕食を食べながら、泣き、キャンプファイヤーで泣き、寝る前に泣き・・・先生が交代で付きっきりになっていました。
楽しく遊んでいる時は、ママの事なぞ忘却の彼方のようですが、ふとした時に想いだし、涙が出て来るそう。特に夜は、ママがいなくてシクシク泣きながら寝ていました。
4年生の春、1年間の行事の説明があり、キャンプが2泊と聞いて、初日から涙目になっていたチビ。1泊でもやっとなのに、2泊なんてゼッタイ僕にはムリ!
キャンプの日が近づくにつれ、だんだんテンションが下がっていくチビ。
キャンプの説明会の日、家で行きたくないと涙。
キャンプの前日も当然、涙。
キャンプの朝も、当然、涙。
私に家を追い出され、泣きながら重いリュックと、重い心を引きずりトボトボと学校へ向かっていきました。
担任の先生に、泣きながら家を出ました。きっと学校にも遅刻すると思いますと連絡したところ、「学校まで来てくれたら大丈夫。後はお任せください。」と。
足取りの重かったチビは、ホームのベンチで座ってボーっとしていたり、乗換駅で泣きながら電話をかけてきたり。結局、時間までに学校に到着しないので、先生が迎えに行くと、学校近くの橋の上でボーっとしていたそう。
学校まで連れて行き、体操服に着替えるために更衣室に入ったはいいけれど、今度は部屋の隅で座り込んで出て来なくなったとか。
なんとか学校を後にして、キャンプに向かったものの、事あるごとに泣いていたのだそう。
ところが、キャンプファイヤーで、何かが吹っ切れたようです。
先生が面白おかしく、キャンプファイヤーを盛り上げ、チビもノリノリで参加し始めました。そこでふと、キャンプを楽しもうという心境に至ったようです。
そこからは、参加者の中で一番キャンプを楽しんだらしく、翌日のプログラムでも一番ノリノリになり、キャンプを満喫しました。
チビは、「キャンプ=苦手、イヤなもの」 と自分で決めつけて、イヤな部分にばかり心を奪われていました。楽しさにフォーカスした途端、彼の世界が変わったのだと思います。彼の世界が楽しさと優しさで満ちていると自分で気づくまで、メソメソしている彼を誰もバカにせず、楽しんでいるかな、大丈夫かなってずっと気にかけてくれました。
世界は変わる。自分の気持ち一つで。
そんな事に気づいた夏です。
そして、しめしめ、これでいろんなキャンプに放り込める
とほくそ笑む、母なのでした。
(チビママ)
2年生から始まった、学校行事のキャンプは4年生から2泊となります。
2年、3年のキャンプでは、夕食を食べながら、泣き、キャンプファイヤーで泣き、寝る前に泣き・・・先生が交代で付きっきりになっていました。
楽しく遊んでいる時は、ママの事なぞ忘却の彼方のようですが、ふとした時に想いだし、涙が出て来るそう。特に夜は、ママがいなくてシクシク泣きながら寝ていました。
4年生の春、1年間の行事の説明があり、キャンプが2泊と聞いて、初日から涙目になっていたチビ。1泊でもやっとなのに、2泊なんてゼッタイ僕にはムリ!
キャンプの日が近づくにつれ、だんだんテンションが下がっていくチビ。
キャンプの説明会の日、家で行きたくないと涙。
キャンプの前日も当然、涙。
キャンプの朝も、当然、涙。
私に家を追い出され、泣きながら重いリュックと、重い心を引きずりトボトボと学校へ向かっていきました。
担任の先生に、泣きながら家を出ました。きっと学校にも遅刻すると思いますと連絡したところ、「学校まで来てくれたら大丈夫。後はお任せください。」と。
足取りの重かったチビは、ホームのベンチで座ってボーっとしていたり、乗換駅で泣きながら電話をかけてきたり。結局、時間までに学校に到着しないので、先生が迎えに行くと、学校近くの橋の上でボーっとしていたそう。
学校まで連れて行き、体操服に着替えるために更衣室に入ったはいいけれど、今度は部屋の隅で座り込んで出て来なくなったとか。
なんとか学校を後にして、キャンプに向かったものの、事あるごとに泣いていたのだそう。
ところが、キャンプファイヤーで、何かが吹っ切れたようです。
先生が面白おかしく、キャンプファイヤーを盛り上げ、チビもノリノリで参加し始めました。そこでふと、キャンプを楽しもうという心境に至ったようです。
そこからは、参加者の中で一番キャンプを楽しんだらしく、翌日のプログラムでも一番ノリノリになり、キャンプを満喫しました。
チビは、「キャンプ=苦手、イヤなもの」 と自分で決めつけて、イヤな部分にばかり心を奪われていました。楽しさにフォーカスした途端、彼の世界が変わったのだと思います。彼の世界が楽しさと優しさで満ちていると自分で気づくまで、メソメソしている彼を誰もバカにせず、楽しんでいるかな、大丈夫かなってずっと気にかけてくれました。
世界は変わる。自分の気持ち一つで。
そんな事に気づいた夏です。
そして、しめしめ、これでいろんなキャンプに放り込める
とほくそ笑む、母なのでした。
(チビママ)
- コメント0
-
いいね1
-
クリップ
コメント
みんなのコメントをもっと見る
「今週の分かるわ~」さんの最近の投稿
