現役の助産師さんがマンツーマンで沐浴の仕方を教えてくれたり、助産師さんを囲む育児講座も同時開催。その模様をレポートします。

夫婦いっしょに沐浴練習♪ <第23回沐浴体験会レポート1>

  • 2012-11-14 11:00
  • 一般公開
  • テーマ:沐浴体験会
ベビカムでは、初めての出産をひかえたご夫婦を対象に、少しでも出産・育児に関する不安を解消してもらおうと、10月30日に「沐浴体験会&育児講座」を開催しました。
今回のブログは、沐浴体験会で学んだ「沐浴のコツ」と皆さんのもようをレポートします!

第23回 パパといっしょに♪ 育児講座&沐浴体験会

赤ちゃんに沐浴が必要なのは、生後1ヶ月から1ヶ月半くらいまでの短い期間。
でも新米パパ・ママにとっては、まだ抱っこの仕方や、生活のリズムに慣れないうちに沐浴をしなくてはなりません。

沐浴剤を使ってみませんか?
持田ヘルスケアの『スキナベーブ』は、キャップ1杯を溶かしたお湯の中でやさしく洗うだけで、赤ちゃんのからだの汚れが落とせる沐浴剤。保湿成分が肌を乾燥から防ぐ効果もあり、上がり湯も必要ありません。

◆まずは沐浴のお手本を見ていただきました◆

赤ちゃんの沐浴が初めてのパパもママも簡単にできる、沐浴剤「スキナベーブ」を使った沐浴方法を、持田ヘルスケア株式会社のベビーケアアドバイザー・圓山よりお見せしました。

◆いよいよ参加者の方々の沐浴体験◆

まもなく予定日をひかえたご夫婦。沐浴は意外と重労働なので、背が高いパパは、ベビーバスにかがんでいるうちに「腰が痛い」と…。ベビーバスを置く高さを変えたり、バスのふちで腕を支えるなど疲れにくい姿勢を探してみてください、と助産師さんよりアドバイス。


最初は人形の首を支える手の位置が定まらずとまどい気味だったパパ。沐浴が終わってからも、助産師さんに抱っこのコツをしっかり聞いて練習する熱心なご夫婦でした。最後にはパパの抱っこ姿がとてもしっくりなじんでいて、育児はきっと大丈夫!とスタッフも確信したのでした。


スキナベーブを入れたお湯の感触を、ご夫婦で確認してから沐浴スタート。ママは配られた沐浴のリーフレットを見ながら、沐浴をすすめるパパに声をかけていました。パパは赤ちゃんの肌着の脱ぎ着も、慎重な手つきでそーっと…。赤ちゃんへの気持ちが伝わるようでした。


人形の顔をしっかり見ながら沐浴をしていたのがとても印象的だったパパ。きっとご自分の赤ちゃんと、コミュニケーションをとりながら楽しく沐浴していただけることでしょう。難関の「赤ちゃんをうつぶせに返して背中を洗う」にも果敢にチャレンジ。ポイントを助産師さんに確認しながら、しっかり実習していただきました。


パパはほかで既に練習済みということで、今回はママが沐浴にチャレンジ。パパに見守られて順調に沐浴をすすめます。背中を洗うために赤ちゃんをうつぶせにするところで手をとめて「こわいね、どうやるんだっけ?」とパパと助産師さんに確認。お二人とも実習済みなら、お互い心強いですね!

実習が終わったあとも、アドバイザーや助産師さんへの質問や参加者同士の会話が弾み、盛況のうちに前半の沐浴体験は終了しました。
「専門家に気軽に質問できる」
「赤ちゃんのお世話をしっかり練習できる」

というこの会の特長を、みなさんにしっかり生かしていただけたのではないでしょうか?
赤ちゃんが生まれたら、ぜひ今回の経験を生かして沐浴を楽しんでくださいね♪

このあと行われた育児講座では、「出産のいろいろなことが不安」「パパは何をしたらいい?」などの質問に、ベビカムアドバイザーの山本助産師さんが答えてくださいました。
次回のブログで、詳しくレポートします!

~沐浴の手順とコツ~
① お湯の温度は、夏は38度、冬は40度くらい。赤ちゃんはまだあまり体力がありませんので、大人からすると「ちょっとぬるいかな」と思う温度が良いでしょう。ベビーバスに7~8分目までお湯を入れ、スキナベーブをキャップ1杯、お湯に溶かします。


② 下から「バスタオル→広げた着替え(肌着と上着の二枚なら、袖を通して組んでおきます)→広げたおむつ」の順でおいておきます。さらにその上に、体を拭く用のバスタオルを下のバスタオルとは90度ずらして(ひし形のように)置き、その上に赤ちゃんを寝かせます。


③ 先に顔を拭いておきましょう。スキナベーブ入りのお湯に浸したガーゼを軽く絞り、首の後ろを手で支えながら、もう片方の手で目から拭いていきます。眼病などがうつらないよう、ガーゼの面を変えながら拭いてください。赤ちゃんの皮膚は大人の半分の薄さなので、ゴシゴシこすらないように!


④ 赤ちゃんの服を脱がせます。このとき、赤ちゃんの体のようすを観察するチャンス。湿疹や汚れがたまりやすい関節のくびれなどをしっかりチェックしてください。背中や首のうしろも、からだを傾けて確認します。


⑤ 赤ちゃんは裸になると不安になるので、ガーゼや沐浴布をおなかにかけてあげて。おむつをとったら、首のうしろとおしりをしっかり支えてお湯に入れます。おしり側に指を4本、前に親指1本で支えると安定します。耳はふさがなくても大丈夫。


⑥ 赤ちゃんをお湯に入れて、ガーゼでやさしく洗ってあげます。手足のくびれや手のひらは汚れが残りやすいなので、お忘れなく。


おでこから髪の生え際は皮脂がたくさん出るので、手のひら全体を使ってしっかりていねいに洗ってあげます。


⑧ 背中を洗うには、赤ちゃんのわきにしっかりと手を入れてうつぶせにし、赤ちゃんのあごを腕にもたれさせると安定します。慣れるまでは上を向かせたまま洗っても大丈夫。


⑨ 仰向けに戻したら、5~10数えてお湯からあげます。水を切ろうと赤ちゃんを上下に振らないで!
そのまま②のバスタオルの上に置き、手早くタオルで包んで拭きます。頭は冷えやすいので、タオルで優しく押さえ拭きでしっかり水分を取りましょう。


⑩ おむつはへそにかからないよう、折り曲げてつけてあげましょう。肌着を着せるときは、袖口から手を入れて、赤ちゃんの腕を迎えに行くように通してあげて。

沐浴の手順とコツ、いかがでしたか?
スキナベーブを使って沐浴すれば、時間をかけずに沐浴を済ませられるので、赤ちゃんや新米パパ・ママにも負担がかかりにくいのです。

スキナベーブを使った、沐浴の方法を詳しく見る>>


◆石鹸を使った沐浴のお手本も見ていただきました◆

聖母病院助産師の青木さん(右)・本郷さん(左)が、石鹸を使った沐浴のお手本を見せてくださいました!

今回、お二人に教えていただいたのは、「外洗い」と呼ばれる沐浴方法です。
お湯に入れる前に寝かせたまま、ガーゼに泡立てた石鹸で顔やからだを洗い、その後ベビーバスのお湯に入れて洗い流します。





助産師さんが教える沐浴、お世話のポイント!
石鹸を使った沐浴方法はこちら>>

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