保険の話

  • 2012-11-04 20:32
  • 一般公開
  • テーマ:堅い話
今日は、真面目な話。

ちょっと前の新聞の話になります。2012年10月17日、日経夕刊。




不妊治療に民間の保険が検討されているという記事を読みました。
内容は保険の対象は、体外受精や顕微鏡授精。
体外や顕微は1回あたりの費用が高額で、公的な助成制度で1回あたり15万円を上限に年2回まで、
5年間、補助が受けられるが、残りは自己負担となる。
民間の保険が登場すれば、公的な助成制度を補完し、
経済的な負担から治療を断念する夫婦を減らせるとある。

保険会社は商品の開発に前向き。
既存の医療保険の特約として不妊治療を追加する形が主流になりそうだ、と。

加入者の年齢を制限したり、治療費の一部の本人負担を求めたりする可能性もある、
と書いて有りました。
金融庁の規制緩和を受け、
実際に不妊治療に対応した保険商品が登場するのは2〜3年後になる見通し。

国立社会保障・人口問題研究所が5年に1度実施の出生動向基本調査(2010)によると、
不妊を心配した事のある夫婦は30%を超える。
実際に治療中や不妊の検査を受けた夫婦も16%強いる。
民間の保険で経済的な負担を軽減出来れば、高い水準の治療を受けられる機会が増えそうだ。

と締めて有りました。

私がこの記事を読んだ時、感じたのは、民間の保険で、『商品』という所。
企業は利益があって成り立つ物。本来ならフランスの様に国が手厚く保障を設けて欲しい所です。
民間の保険が始まったとして、はたしてこの保険に本当に必要としている人が入れるのだろうか?!
持病が有ったり、病歴がある為に保険に加入出来ない事になるのかな…

本当に、負担が軽くなって金額を理由に断念する夫婦が減ってくれるならという期待ももちろんあります。

どんな形で、どういう条件がついてくるのか、これから出来てくる内容を追いかけたいと思います

どんな形にせよ、子供を望む夫婦に優しくあって欲しいです。

スマートフォンからの慣れない入力と、文字ばかりで、
読み辛くて、ごめんなさい。
私がこの記事を忘れない為と未来の治療が優しいものになっていますようにとの願を込めて。


いいね
  • はちみつ。
  • cetus
  • 蓬
もっと見る

コメント

    みんなのコメントをもっと見る
    powerd by babycome