娘、ハンカチをトイレに流す・・（涙）

先日、帰りのバスを降りるなり、泣きだす娘。めずらしい。
前におなかが痛くて、うんちしたくて泣いてたことがあったが、それ以来か。
わけを聞くと、バスに乗る前、トイレに行った時に、ハンカチを便器に落とし流してしまったという。さらに、それを聞いたお友達に笑われて、悲しかったと。ヒックヒック言いながら話してくれた。
内心、『思わず笑ったお友達の気持ちも分かるな…』と思ったけど、大切にしていたハンカチを流し、お友達に笑われて、とても悲しかった気持ちもよく分かるので、「そうかそうか、悲しかったね。」と、寄り添った。
そういうことがあまりないしっかりした子なので、母親って感じだなぁ・・と思った。
私は小さい頃、「物」を「人」のように思うタイプだった。だから、自分のハンカチがトイレに流されるってのは、相当ショックだよね・・とも思った。

いろいろ思いながら、トイレはだいじょうぶか？？詰まらないか？？と思いはじめた。
「そのハンカチは、どこへ行ったんだろうね？」から始まり、ネットで下水道について調べてみた。
私も、知らないこと（忘れていること）を学ぶことができた。

最後は、「ハンカチは下水道の旅をして、うんこまみれになって、下水処理場にたどり着いてるね！それとも、詰まって、明日うんこの水がトイレから戻ってきたらどうしよう！？？？」と話した。娘は笑ってた。
その頃には、泣いてすっきりしたのと、下水について学んですっきりしたのと、泣いていた時の娘はいなかった。

なんだか、学びの経験だったなぁと思った。ちゃんちゃん。