断然便利?院内託児所のメリット・デメリット

院内託児所ってどうなの?

育児と仕事を両立させたい方にとって、転職先の育児支援体制は気になるポイントではないでしょうか。

今回は、様々な育児支援の中でも、特に心惹かれる人が多いと思われる【院内託児所】について、そのメリットとデメリットを解説します。

外部の保育園より安価、子供に何かあったときすぐ駆けつけられる・・・などメリットだらけに思える院内託児所ですが、実は思わぬデメリットも。

小さいお子さんをお持ちで、院内託児所の利用を検討している方は必見の内容です!

院内託児所のメリット

職場との距離が激近!

文字通り、院内託児所は病院内(病院に隣接している場合もあり)に設置されています。
外部の保育園に預けるよりも、職場と子供の距離が近いことから、

  • 「朝、子供を預けたらすぐ仕事に行ける。仕事が終わったらすぐ迎えに行ける」
  • 「休み時間に授乳に行ける」(授乳不可の場合も。利用前に要確認!)
  • 「子供が急に体調を崩したり怪我をした際、すぐ駆けつけられる」

といったメリットがあるようです。

外部の保育園より安い場合が多い

院内託児所は、外部の保育園より利用料が安い場合が多く、月額約2万円前後、中には無料の所も!
外部の認可保育園の場合、地域や子供の年齢によって異なりますが、月額2~4万円は下らないようです。

また、認可外保育園の場合、認可保育園より利用料が高額で、数万円の入園料が必要な場合もあります。
家計への負担が軽いという面でも、院内託児所にはメリットがあると言えそうです。

ナースの事情を考慮してもらいやすい

外部の保育園では、夜勤時間帯に子供を預かってもらうことはなかなか難しいもの。
一方院内託児所の中には、24時間保育を行い、夜から朝まで子供を預けられる所が少なくないようです。

また、残業でお迎えが遅れても、多少の遅れであれば延長料金などを請求されないことが多いとか。
夜勤や残業といったナースの事情を考慮してくれる点は、院内託児所ならではのメリットでしょう。

院内託児所のデメリット

環境が良くない所も

施設によって異なりますが、院内託児所は、外部の保育園に比べて規模が小さいため、敷地が狭い傾向があると言えます。子供の成長に伴って、のびのび遊べる外部の広い保育園に転園する人もいるようです。

また、「ただ預かるだけ」で、教育らしい教育をほぼしない施設もあるので、できれば利用前に見学し、子供たちの様子や教育方針を確認することをお薦めします。

子連れ通勤は危険

バスや電車で通勤している方が院内託児所を利用する場合、子連れの電車通勤は免れません。
混み合う車内は、幼い子供にとっては危険です。

急ブレーキで他の乗客が子供の上に倒れこんだ場合、大きな圧力がかかって怪我をする可能性があり、また人が密集した環境下で、風邪などのウイルスに感染する場合もあります。

子供の安全を考えるなら、混む時間帯を避けるか、自家用車等での通勤を検討するべきかもしれません。

人間関係が面倒?

院内託児所に子供を預けているのは、皆同じ病院で働く職員たち。そのため、

  • 「子供を通じて我が家のプライベートが筒抜け状態に」
  • 「感染症が蔓延すると、『発信源はどの子!?』とお局ナースがうるさい」
  • 「娘が苦手な先輩の子供と仲良しで、今度お家に行きたいとせがむ・・・」

など、人間関係に悩む方が少なくないようです。
職場と切り離されている外部の保育園の方が、人間関係は楽と言えるのかもしれません。

また私たちと一緒に働きませんか?
また私たちと一緒に働きませんか?

その他関連する復職知恵袋

  • 職場探し中のナース必読!転職前の保育園入所について

    仕事が決まってなくても保育園に入所できる? 「子供を保育園…

    つづきを読む
  • 断然便利?院内託児所のメリット・デメリット

    院内託児所ってどうなの? 育児と仕事を両立させたい方にとっ…

    つづきを読む
  • 院内託児所VS外部の保育園 おすすめはどっち?

    働く子育てナースの味方といえば・・・ 子育て中の看護師さん…

    つづきを読む

コンテンツの一部をナース人材バンクから提供しています

powerd by babycome

カテゴリー

人気キーワード

パート勤務の給与とは

非常勤(パート)看護師の時給は業務内容や経験によっても差がありますが、全国的な平均は、時給約1500円と言われています。都市部の場合は一般的な業種よりも高い傾向にありますし、地方の場合は平均よりも低くなることもあります。

クリニックは通勤が便利

夜勤がない分、公共交通機関を使う機会が増えるであろうクリニック勤務ですが、クリニックの特徴として、商業施設に併設されていたり、駅から近いことを売りにしているところが多くあります。

訪問看護の働き方

訪問看護は自宅で闘病、療養をしている人の居宅を訪問します。運転免許等資格保有を必須とするところが多いですが、自転車での訪問をする場合もあります。