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妊娠中の発熱。おなかの赤ちゃんへの影響は?

妊娠初期(1~4ヶ月)の相談

Q512:妊娠中の発熱。おなかの赤ちゃんへの影響は?

妊娠がわかってからほぼ毎晩、37.5℃~38℃近くの発熱があります。平熱は35.8℃です。発熱はほとんど夜で朝になると36.5℃くらいに落ち着きます。1人目のときはほとんどつわりがなかったのですが、2人目の今は1日中気持ち悪い状態が続いています。

発熱は何か悪いことがからだの中で起きているサインなのでしょうか?
妊娠中にこれくらいの熱がでるのは普通なのでしょうか?

熱がおなかの子どもに影響がないか心配です。 2009/11/27
堀口貞夫先生
1人目の妊娠ときは、体温を測っていましたか?平熱というのは何時頃測った体温ですか?
体温というのは、朝の体温からみると午後から夜にかけては0.5℃くらい上昇するものなのです。

例えば基礎体温というのはご存知ですか?朝目が覚めて直ぐに、まだからだを動かさないうちに測った口の中の温度です。
それを基準に考えると妊娠するとその体温は、妊娠していないときよりも0.3~0.5℃高くなります。
「朝になると36.5℃くらいに落ち着きます。」というところから見ると、妊娠しているために朝の体温が上昇し、夜になると更に上昇すると考えても良いように思います。

妊娠中の「つわり」とか「だるさ」とか「母親の体重」とかは妊娠のたびに変わります。

心配なことは、担当医に尋ねてください。
これだけの情報で、何かを判断するのはとても難しいのです。
38℃の熱が一度だけなのか、何日も続いているのか、続いているとして熱のでそうな原因はないのかなどを訊ね必要なら検査をしないと診断はできないのです。

尚、お母さんの熱が胎児に影響することを心配しなければならないのは40℃を越える熱が何日も続いたときと言われています。

先生のプロフィール

元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。
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