足をねんざした(あしをねんざした)

 急激な力が正常な運動範囲を越えて加わり、足首がねじれたり伸びすぎたりすると、関節を支えている靭帯が伸びたり、切れてしまいます。これがねんざです。

すぐにすること


・安静にして冷やします。
図「安静にして冷やす①」
バケツに氷と水を入れ、その中にねんざした部位をつけます。いっきに冷やせる効果的な方法です。
 炎症の進行を止めるため、ねんざしたら、すぐに冷やすことが大事です。バケツがなければ冷たくぬらしたタオルで冷やしたり、氷をのせたりします。
・固定して、歩かないようにします。
図「安静にして冷やす②」
はれがひくまでは、冷湿布をしながら、できるだけ歩かないようにします。
図「安静にして冷やす③」
あとは、湿布薬を貼り、固定しながら、安静にして経過をみます。

ここに注意!


★ひどいはれや痛みがいつまでも続き、内出血しているような場合は、骨折の疑いもあります。かならず受診しなければいけません。
★ねんざを軽くみて、すぐに入浴したり、かってにマッサージをすることは、治りを悪くする原因になります。絶対に避けましょう。
 家庭でようすをみる場合に、していいことは、冷やすことと、安静にすることだけです。
★固定する場合、はれが増してきたら、包帯をゆるめるなどして、けっして負傷部位を締めつけすぎないように気をつけます。

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