指を切断されたとき(ゆびをせつだんされたとき)

 めったには起こりませんが、重いドアにはさまれたり、鋭利な刃物でけがをして、指が完全に切断されてとれてしまうことがあります。
 動転してしまいますが、医師のもとでじょうずに処置できれば、もとどおりになります。
 以下の注意を忘れずに応急手当てをしましょう。

すぐにすること


止血をしながら、救急車を呼びます。
図「指を切断されたとき①」
清潔な布を直接傷口にあてて圧迫止血をし、救急車を呼びます。手は心臓より上にあげておきます。
 切断された指を、けっして直接水につけて洗ったり、氷にふれさせてはいけません。
図「指を切断されたとき②」
 まず清潔なガーゼや布にくるみます。それをそのままビニール袋に入れて、きちんと口を結びます。ビニール袋に入った指は、氷を入れた別の袋の中に入れます。指の入った袋に水が入らないように注意します。
 けが人といっしょにそれを持って、急いで受診します。専門的な技術を持つ医師のもとで手術が成功すれば、もとどおりになります。

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