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屋外とどう違う? 車内での対策

運転に夢中で、気がつくと窓側の腕だけが日焼けしていた、なんて話もよく耳にします。車内でのうっかり日焼けは、ママ自身だけでなく、まだ肌が弱い赤ちゃんやお子さん対しても注意したいものです。

屋外とどう違う? 車内での対策

紫外線対策の基本は屋外と同じだけれど…

紫外線には窓ガラスをすり抜ける種類があるのは、先ほどお伝えした通りです(»紫外線って? 実は窓ガラスをもすり抜ける)。ガラス1枚隔てているから大丈夫と思ったら大間違い。車で外出する際も、一般的な紫外線対策と同様のことをする必要があります。
シワやたるみの元になるUV-Aは窓ガラスや雲を透過して肌の真皮まで届くもの。紫外線の影響は蓄積されていくので、10分程度の移動だから…といった油断は禁物です。また、肌に塗る日焼け止めだけでは、目や髪へのダメージを防ぐことはできません。
それでは、車中での紫外線対策はどのようなことをすれば良いのでしょうか?
車中ではママやお子さん自身への対策ではなく、車に工夫することもできますので、ぜひチェックしてみてください。

UVカットフィルム

UVカットフィルム

紫外線だけではなく赤外線をも遮断してくれるものも。紫外線カット率は商品によってさまざまですがオススメはやはり99%カットのものです。自分でも貼れますが、専門業者に頼む人もいるようです。一度貼ることで6〜10年ぐらい効果が期待できます。

UVカットスプレー・ワックス

UVカットスプレー・ワックス

フィルムより手軽に対策できます。車体のコーティング、ツヤ出しの効果も期待できます。ただし、効果は1〜2ヶ月程度と言われていますので、定期的に塗り直す必要があります。


サンシェード(日よけ)

サンシェード(日よけ)

吸盤で窓に貼るだけなので、最も手軽なアイテムと言えます。後部座席のみ対策をしたい場合にオススメです(フロントガラスへの装着は道路交通法により禁止されています)。



※メーカーによって仕様やその効果は異なります

車に使用するいわゆる付属グッズは効果が発揮できる期間が短かったりするのが難点です。また購入の検討や設置には手間もかかります。
このような商品はたくさんありますので、優先順位をしっかり洗い出し、今の自家用車に何が必要かを見極めたうえで商品を選ぶことを心がけましょう。

車の機能に注目!

ガラスにはUVカット機能がついているものがあるのをご存知ですか? このガラスが車の窓に使用されている場合、車中での紫外線対策にはそこまで気をつかう必要がなくなります。
ぜひ自家用車の窓ガラスがどのようなものか、ぜひチェックしてみてください。

チェックポイントは、

point1 UVカット率
UVカット率
UVカット機能のガラスのカット率は最大で99%ですが、
車によって異なります。
point2 UVカット機能ガラスの使用部分
UVカット機能ガラスの適応箇所
フロントガラスや前席部分の窓ガラスのみで、
後席の窓ガラスまで対応していない車もあります。

車のすべての窓が99%のUVカット機能を備えたものであれば、車内での紫外線対策は特に気にする必要はありません。後になって付属品を考える必要もないのでラクチン。日焼け止めを何度も塗り直す必要はありませんし、日焼け止めが塗れない目や髪などにも安心です。
安心で快適なドライブを楽しみたいママは、車の購入の際に窓ガラスの性能に注目してみても良いかもしれませんね。

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