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妊娠期になぜ、食育が大切? 妊娠食育セミナー(前編)

  • 2015-01-23 12:00
  • 一般公開
  • テーマ:レポート

2015年1月16日、芝浦ベビカム倶楽部にて、妊娠食育研究会&ohana本舗「妊娠食育セミナー」が開催されました。今回は、8人の妊婦さんにご参加頂きました。

「前編」「後編」に分けて、セミナーの様子をご紹介させて頂きます。
今回は「前編」として「妊婦さんの食事について」「安全な農業の取り組みについて」のお話をご紹介します!
(協賛:ohana本舗


妊婦さんの食事~バランスのよい食事と大切な栄養素は?~

まずは自己紹介。参加者の皆さんは「料理が得意ではないので、献立のバリエーションが知りたい」「妊娠糖尿病を指摘されて心配」「妊娠をきっかけに、食事のことを考えるようになった」など、食と健康に関する、さまざまな思いを口にされていました。

そして、ベビカムアドバイザーである、聖母病院助産師の山本智美さんから「妊婦さんの食事」についてお話頂きました。先生は、医師・助産師・栄養士等による研究会「妊娠食育研究会」の役員も務められています。

最近よく耳にする「食育」という言葉ですが、実は妊娠中から意識することが大切…とのこと。なぜなら、妊娠中の食事は、おなかの赤ちゃんの「低栄養」に深く関係しているからです。胎児期に低栄養になることは、生まれてからの成人病のリスクにもかかわってきます。

だからこそ、妊婦さんにはバランスの良い食事が大切。日本の古くからの食事スタイル「一汁二菜」が理想的です。忙しくてコンビニや外食が多くなってしまう時も、一汁二菜を意識するとよいそうです。

他にも、妊婦さんに必須の三大栄養素について、栄養バランスよく食べるためのチェック方法などを教えて頂きました。参加者の皆さんは、納得された表情で耳を傾けていました。

土づくりからこだわって~ohana本舗の野菜づくり~


妊娠中、やはり気になるのは食の安全です。大分県臼杵市で、無農薬、無化学肥料の野菜づくりを行っている、(株)ohana本舗代表取締役社長の赤嶺祐司さんに、自社農場での栽培の取り組みについて、スライド上映を交えながら、お話頂きました。

ohana本舗では、2012年8月の設立以来、コツコツと無農薬、無化学肥料栽培に取り組んでいます。2014年12月には、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品であることを示す、農林資産省の「有機JAS認定」を、20%の農地で取得。引き続き認定を目指しています。年間約60品目の野菜を、自社の農場で栽培しています。

朝収穫した野菜は、保冷庫付きのトラックで運搬し、その日のうちに出荷。翌日、または翌々日にはお客様の元に届きます。
農地の場所選びにもこだわりが。ohana本舗の農場は、湧水が豊富で自然豊かな臼杵市の小高い丘の上にあります。高い場所にあることで、他の農地からの農薬の飛散も防げるのです。

農薬を使わない代わりに虫よけのシートをかぶせ、収穫も一株一株丁寧に行います。ふかふかのやわらかい土の奥へ、しっかりと根を張って育った野菜たちは、苦みが少なく、甘みを感じます。また、旬の野菜はより栄養価が高いことから、野菜の旬を大切にした栽培を行っています。
臼杵の美しい自然の中で、のびのび育つ野菜たちの写真が印象的でした。

ベビカムでは、ohana本舗とのコラボレーションによる「オリジナル野菜セット」の販売を行っています。
後半では、この野菜セットの紹介とともに、ohana本舗のお野菜を使ったお料理の試食や、助産師の山本さんへの質疑応答を行いました。

後半の様子は「レポート後編」からご覧ください!>>


「ベビカムオリジナル野菜セット」について、詳しくはこちら≫

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セミナー後半の様子はこちらから! お役立ちレシピのご紹介もありますよ♪>>
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