ベビカムおすすめの一冊を紹介するコーナーです。

ひとりっ子の育て方

  • 2014-01-17 11:00
  • 一般公開
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ひとりっ子の育て方 諸冨祥彦(著)WAVE出版
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「ひとりっ子」が幸せな自分らしい人生を送るために親がするべきこと

晩婚化・少子化が進む昨今、「ひとりっ子」も増えていると言われています。(内閣府/子ども・子育て支援 平成25年版少子化社会対策白書)
教育にお金がかかる、親の年齢や健康上の理由など、ひとりっ子である事情は家庭によりさまざまですが、世間ではひとりっ子について「わがまま」「競争意識が低い」など、ネガティブなイメージが強い傾向があります。そのため、親はわが子がひとりっ子であることに対して心配を抱きがち。親も子どものちょっとした短所や、お友だちとのトラブルを、つい「ひとりっ子だからかな?」と結びつけて考えてしまうこともあるようです。

本書は、20年以上さまざまな子育ての悩みに解決法を示してきた著者が、「きょうだいがいなくても大丈夫!」と、ひとりっ子の親がするべき子育てのコツを教えてくれる本。
ひとりっ子の弱点と言われる協調性や他人と折り合う力も、ちょっとした親の働きかけや工夫で補うことができます。
親が感じてしまいがちな「きょうだいを作ってあげられない罪悪感」が子どもに伝わると、子どもに「私ってかわいそうなんだ」という自己否定の気持ちが生まれてしまうことも。親が「ひとりっ子でも大丈夫!」と明るくポジティブに考えることが、子どものハッピーな人生へとつながってゆくのです。

親がしっかりと向き合って愛情を注ぐことができ、子どもの心が安定しやすいのがひとりっ子の良い点ですが、子どもが成長してから親のほうが子離れできない場合も。そんなとき、本書にある「親がかけるべき4つのブレーキ」をあらかじめ知っていれば、愛情をいっぱいに受けて育ってきたひとりっ子の心を、より大きく成長させることができるに違いありません。

「子どもがひとり」であることを最大限に活かして、幸せに生きていくために、知っておきたい子育てのアドバイスが考え方がたくさんつまった一冊です。ぜひご主人と一緒に読んでみてはいかがでしょうか。

《著者:諸冨祥彦》
1963年福岡県生まれ。明治大学文学部教授。教育カウンセラー。教育学博士。「すべての子どもはこの世に生まれてきた意味がある」というメッセージをベースに、20年以上、さまざまな子育ての悩みを抱える親に、具体的な解決法をアドバイスしている。『男の子の育て方』『女の子の育て方』『悲しみを忘れないで』(WAVE出版)、『子どもを救う親の「ひと言」』(青春出版社)ほか、教育・心理関係の著書が100冊を超える。

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  • yopi824
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