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質問_心とからだの相談室
質問者
その他|Q93|2013/12/27

今年最後の「お金の相談室」

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの澤田朗です。

今回は今年最後の「お金の相談室」となります。今年も1年間お読みいただきましてありがとうございました。今後の計画やライフプランにとってお役に立つことはありましたでしょうか。来年も一つでも多く生活設計に役立つ情報をお届けしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
澤田 朗先生
回答者
今年1年は景気のいいニュースを耳にすることが増えましたが、ご自身や周りなどではいかがだったでしょうか。日経平均株価も12/25に6年ぶりに終値が16,000円を超え、数字としても少しずつ景気上昇が表れてきたように思えます。来年以降さらに賃金の上昇や企業の業績アップ等が続いていけば良いのですが、消費税増税も予定されていますし、まだまだ先行き不透明な部分もあります。

今年ご相談いただいた内容で多かったのが、住宅購入にあたっての資金計画のお話と、家計全体を考えたライフプラン相談でした。住宅に関しては消費税増税前の駆け込み需要の影響が多かったように思えます。「同じものを買うなら消費税が安いうちに」と、住宅購入を希望する方が多かったですが、今後の家計の収支を試算した結果、今回は住宅購入を見送った方もいらっしゃいました。

以前からこのコーナーでもお伝えしていますが住宅は大きな買い物ですので、来年以降も消費税が上がる予定ですが「消費税が上がるから」という理由ではなく、ご自身のタイミングで購入時期を決めていただきたいと思います。

来年以降は消費税増税のほか相続税の改正が予定され、高校無償化の所得制限や健康保険の高額療養費制度の見直しについても議論されています。少子高齢化が進み財源が少なくなることから、来年以降も各家庭の負担が徐々に多くなっていくことが予想されます。

ただ、負担が増えるというマイナスのことだけを考えるのではなく、今後は今ある資産、今後得られる資産をどのように増やしていくかということを考えていくことが大切になってくると思います。来年からは「投資」に目を向けてみるのも良いかもしれません。

まずは家計の現状を再確認して、今後どのようなことができるかを考えてみてください。年末年始は忙しいので考える時間がないかもしれませんので、年明けまでには一度時間を作って1年の計画を立ててみてください。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、1年間お読みいただきありがとうございました。

来年がみなさんにとって、今年よりも良い年になることを願っております。

では良いお年をお迎えください!



・今後の家計の推移を確認したい方は、ライフプランソフトでシミュレーションが可能です。
http://www.sawada-fp.com/simulation

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