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質問_心とからだの相談室
質問者
貯蓄|Q26|2008/4/25

学資保険に加入したら、子ども用の貯蓄はしなくてもいい?

子どもが生まれたので18歳で満期になる学資保険に加入しました。主人は毎月保険料(月13,000円)を支払っているのだから、あえて子ども用に貯蓄はしなくてもいいと言っていますが、私は学資保険だけに頼るのは不安だと思っています。子どもが成人するまで、どの程度のお金がかかるものなのでしょうか?
澤田 朗先生
回答者
教育費だけで考えると、幼稚園から大学までに約1,000~5,000万円のお金がかかるといわれています。進学コースによって金額に幅が出てきます。今から進学コースは決まらないと思いますが、主に高校・大学時期にまとまったお金がかかってきます。目安として高校では公立で年間約50万円、私立で約100万円、私立大学では150万円以上を目標に準備しておいたほうが良いでしょう。

学資保険などの保険商品で教育費を準備した場合には決まった金額を積み立てていくので、現金のように他の目的に使ってしまうこともなく、決められた時期に準備することができます。反面、途中で解約をした場合には、解約返戻金が支払ったトータルの金額より少なくなるケースが多いので、無理のない金額で続けていくことが大切です。

保険商品は各保険会社から発売はされていますが、保険会社により支払った金額に対して受け取り時の金額が少ない商品もあります。加入前に【総額いくら払って、いくら受け取ることができるのか】を確認することが必要です。

学資保険だけでは教育費全てを準備することはできませんが、現金などの流動性の高いものと並行して準備することが大切です。また、他の目的に使ってしまうことがないように、目的ごとに口座を分けて管理する工夫も必要です。

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