ひとつひとつ答えていきましょう。
・まとわりついて家事ができない
無理に離すのではなく、むぎゅ~と子どもが苦しくなるくらい抱きしめて。そうすると苦しくって自分から離れていくこともあります。
・食べ物を粗末にする
これくらいの年齢の子どもはみんな食べ物で遊ぶわよ。粗末にしている意識はないし、なぜダメなのかもわかっていないの。だから親が教えるの。今が教えどき。「食べこぼしを食べてもらうために部屋でにわとりさんを放し飼いしようかしら」、と笑い飛ばせるくらい心に余裕を持ちつつ、根気よくなぜ食べ物を粗末にしてはいけないのか(それは命あるものを頂くのだということを)教えてあげましょう。
・自分の態度が子どもへ悪影響ではないか心配
子どもは親の(好きな人の)やることを真似ます。冷たくあたってしまったと反省するよりも、自分の行動で社会のルールを子どもに教えていくことを考えましょう。人生の基盤をつくるとは、まず世の中のルールを教えることだと私は思います。
海外での子育ては本当に大変だと思います。イライラして当然。子育てだけでなく、自分が夢中になれることを見つけてストレスを発散していきましょう。友だちとのおしゃべりとか、パズルとか、お菓子作りとか、何でもいいの。子どもとの時間だけでなく自分の時間を持って、生活にメリハリをつけると、子どもにイライラすることも減っていくはず。
そして子どもも自然に母親のそばに寄ってくるようになるでしょう。
先生のプロフィール
妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。