腟が濡れなくなった、感じなくなったというのはいつごろからでしょうか? 産後ですか? 妊娠中からですか? 妊娠前はいつも感じていましたか? クリトリスや小陰唇や腟の入り口や耳たぶや、首筋にキスや、柔らかなタッチングをされても気持ちよくならない、ゾクッとした感じがしたり、「もっと」という感じになれないということでしょうか? あなたにセックスに没頭することを妨げる何かがありませんか。5ヶ月の子どもが目を覚まさないかということが気になっていませんか? 感じるためには、濡れることが必要だと思います。濡れるのは性的な刺激(ペッティング)によってセックスをしたい、彼ともっと一体になりたいという感情が高まった時です。
妊娠前にはセックスを十分に楽しめていたのだとすれば、その時のことを思い出してください。そのころは彼と2人だけの世界に入って、まわりはどうでもよいという感じになっていたのではありませんか?男性はペニスが勃起し、適当な刺激があれば、気持ちが高まり、射精し、満足して終わるのです。しかし女性は彼の優しさを感じ、声を聞き彼の胸に顔を寄せてひとつになりたいと思って、彼を性のパートナーとして受け入れられるようになるのではありませんか? そして一体になったイメージが完成するのではないでしょうか。
私は男ですから、このような女性のセックスのときの心の動きについて、本当のところは判りません。しかしセックスができない、楽しめない、感じないという女性の話を聞いていると、この男と女の性的反応、感じ方のズレがあるためのように思われてなりません。「いっしょにいこう」も必要ですが、その前に男を受け入れたいと思う心とからだの準備をゆっくりと進めて行く、男の優しさが必要ではないかと思います。