これだけ沢山の種類の成分が入っていると、判断が難しいですね。
薬品ならば、市販される前に成人(母親)、妊娠、胎児に対する影響を動物実験などで調べておくことができます。しかし例えば「いちご粉末」「シャンピニオンエキス末」などはそんなことされていないだろうなと思います。
最近、昔から食用であった「○○ひらたけ」に毒性があるものが見つかったりしていますね。それともう一つの問題はこれらの多数の成分の相互作用の問題です。一つ一つは問題のある作用がなくても、二種あるいは三種類の物が一緒になったときに新しい作用を持つことがあるのです。
こういうふうに考えると、医薬品としてハッキリとした裏付けのある物を使った方が安心と言えるのではないでしょうか? カマ(酸化マグネシウム)やラキソベロン(ビコスルファートナトリウム)などがよく使われています。
妊娠中は便秘を起こし易く、また便秘による直腸・肛門内部からと大きくなった子宮による外からの圧迫によって、肛門周囲のうっ血すなわち『痔』になる事があるので、頑張り過ぎない方がいいと思います。できれば、日常の生活習慣を整えることで便秘をしないようにできるといいですね。
先生のプロフィール
元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。