
なんとかして爆発しないようにしないといけない相談ね。生後4ヶ月の赤ちゃんを抱えて、自分のホルモンバランスもきちんと戻っていない状況だから、そもそも心ない一言には傷つきやすい時期です。そんなことを言われれば、カチンとくるのも当たり前だわ。でも、冷静に考えてみてほしいの。自分の娘と嫁の扱いが違うのは一般常識だと思っていい話です。同じようにしてくれるお姑さんなんて、ほぼ皆無。だから、まずあなたも義妹さんと張り合おうなんてさらさら思わないこと。そのうえで、お義母さんからデリカシーのないことを言われたら、きちんと遠慮せずに自分の考えを言いましょうよ。でも「皇室でもあるまいし...」と切り出せば、向こうだって、カチンとくるから、戦闘モードは上手に隠してね。それが大人のやりかたです。
お義母さんからの一言に、そのたびに溜め込んでいたら本当に爆発しちゃうわよ。デリカシーがないだけで、悪意がない人はたくさんいます。言いたいことは、素直な気持ちではっきり言うこと。小出しにしておけば、爆発しないですむし、お義母さんも少しずつ理解してくれます。自分の気持ちを言わずに陰でグチグチしているのが一番だめ。言わずにいたら、一生ぐずぐずとその思いを引きずってしまうわよ。夫はたぶん、お義母さんの言動に対して何も思っていないから、期待しすぎるとあなたが辛いだけです。だから、あなたが自分で変わっていきましょうよ。
夫のお母さんだから、つきあわないわけにはいかない。口がうるさい人とつきあうときの知恵を1つお伝えするわね。商家のおかみさんとして大所帯を切り盛りしてきた私の母がよく口にしていた言葉です。
「意見聞くときゃ、頭を下げな。下げれば頭の上をいく」
どうかしら? 自分の気持ちをきちんと伝えることも大切だけど、これくらいの気持ちに余裕を持てるといいと思います。
それから。義妹さんの子とあなたのお子さんは、いとこ同士です。子どもが少ない時代に、大切な関係よね。母親の態度は全部子どもにうつるということを忘れないでほしいと思います。お子さんがたの大切な関係を、つまらないものにしてしまわぬようにしてあげてください。どうかしら。肩の力を抜いてがんばってね。
先生のプロフィール
妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。