妊娠何週になっているのかが、この事を判断するのに重要ですが、子宮口が開いているということは、陣痛が始まったり、破水してしまったりする可能性があります。破水すると陣痛が始まってしまう事があり、また自然に陣痛が始まらない場合でも、胎児への細菌感染の可能性がある為に、人工的に陣痛をつける必要が出てきたりします。
入院して安静を保つ事で陣痛が始まるのを予防し、子宮収縮抑制剤を使う必要があるかどうかを判断する為の検査をする事ができます。
いったん開いた子宮口が閉じる事もなくはありませんが、まれな事と考えた方が良いのです。「私が思っているよりも重大な状態」かどうかは、貴女がどう思っているのかわからないのでなんとも言えませんが、入院したくないという気持ちだけで自宅安静を選んだとするならば、現状を軽視しているのではないでしょうか?入院するのと同じくらいの安静を自宅で保てるのでしょうか?入院を拒んだ時に何が心配なのか、早産の可能性がどのくらいあるのか、をたずねるべきだったのではありませんか?
「早産を避ける」ということがどれだけ重要なことなのか、ぜひ主治医にたずねてみてください。
先生のプロフィール
元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。