政策サンタ

もちが、サンタってほんまにおるんかなー？て言い出した。
誰しもが一度は通る道を、やや遅ればせながら歩むもち。

「だって、ひとりで世界中に配るとか、無理やん？」
「ほんまは、町長がサンタなんやない？」

あ、なるほど。
市町村で分担して配る的なね。
斬新な意見だったわ。
でもちょっと現実的やわ。

ほんで、どうやって家に入ってくるんか、疑問に思うもち。

だって鍵あけてるやん。
そんなら今年、試しに鍵かけてみよか？

「ぜったいやめて！！！」

そんなこんなで、ひっそり町長サンタが入ってこれるよう、今年も鍵あけてクリスマスを迎える予定です。


職場でも、年長組のＫ君が、「ほんまはサンタおらん。お父さんがサンタだ、って兄ちゃんが言うてた」と言い出し、周りの子たちが不安そうな顔になる。

え、Ｋ君のお兄ちゃんのとこ、サンタこんかったん？どうしたんやろなー？
先生とこのお兄ちゃん、高校生やけど来てくれるで。

それを聞いて固まるＫ君は、二度とサンタおらん説を唱えることはなくなった。
次に子供らが不安になるのは、ブラックサンタの存在。

大丈夫大丈夫、サンタは子供の味方やから。
子供はみんないい子やから。
ブラックサンタなんておらんって。

ちなみに我が家では、「サンタを意識していい子になる」ということは一切なく。
堂々とした悪ガキっぷりのまま、でも自分はいい子だと自信満々な兄弟（特に弟）が、純真にサンタを待っております。


夜ごはん
トンカツ　フライドポテト　青梗菜としらす煮びたし　セロリ　味噌汁