父の生き様

洗濯物は日々私が干しているのですが、あきらかにゴムのゆるんだパンツが１枚。
まぁ持ち主は大人なので、諸事情もあるでしょうし(束縛からの解放など)、そのままそっとまた下着入れに戻します。

けっこうな頻度で登場する、ゆるゆる黒パンツ。
他にも、シックな３枚組パンツに、ピンクのプーさんパンツといろいろあるのに、あえてこれを選んでるんやな。

とある夜、「パンツがずれる！」と叫ぶ父。
・・・うん、だろうね。

彼が今はいてる寝巻のズボン、こちらは紐でウエスト調節するタイプなのですが、紐がぬけてるらしい(致命的)
さらにその下にはいてるのが、ゆる黒パンなため、下半身ズンズラズーやわ。

どしてそれを選んだ、父よ。
父「ズボンが普通のやつなら、中のパンツがずれることはないねん。どっちかがまともだったら、まだマシなんよ。これはズボンもパンツもゆるゆるやから、押さえるものがない！」

そして寝る時間となり、階段のところで「俺の後ろを歩かんといてくれ」という前ふりを。
私はその手前のトイレに寄るつもりやったんだけど、そんな前ふりされたら、期待に応えねば。
かるーく、父のズボンを下にひっぱりましたら、ズボンもパンツもスコーンと下に・・・
以下、修羅場 笑


そんな素敵なゆるゆるパンツ。
翌日、捨てることを決意した、父。
大丈夫、君のパンツのことは、ブログに書いとくから。残しとくから、生き様を。
父「語らんといてーそんなことで俺の生き様を語らんといてー」

その翌朝。
洗濯物を干していますと、ゆるゆるパンツがデデンと登場。
マタコレ選ンダンカイ　捨テルンチャウンカイ
その後、粛々と干され、たたまれ、また元の父の引き出しにしまわれました。

父よ。これがあんたの生き様よ。


夜ごはん（父ごはん）
豚バラの合わせ酢叉焼丼　まなのからし和え　味噌汁