台所で虫が湧いた話。

先週は毎日30度越えだったヨーロッパ各国。

ベルギーの夏の平均気温は20−25度くらいなのに先週は毎日30度越え。クーラーもないし、家の中は朝から夜まで30度超えていたので汗だくになりながら仕事。カフェとかに行っても基本エアコンはないのでどこに行っても"暑"。

近所のサンドイッチ屋さんのお兄さんは
「こんな猛暑は初めて。これの４割の天気でもベルギーの夏らしいのに今年は異常！」っていってました。

その激アツだった先週の火曜日、旦那が出張の前夜だったので鳥を焼きました。鳥の丸焼き。いわゆるローストチキン。
料理するには暑すぎるのでオーブンに入れてチンするから楽だわーと思って。（オーブンをつけると部屋を暑くなるんですけどね。）

早く焼く為に「バタフライ」チキンというのをやったわけですよ。丸ごとチキンの背骨を切り取ってパサパサになりがちな胸肉と足の部位が平行になるようにしてオーブンで焼く方法なんですけど。

興味がある方はこちら
Butterfly Chicken, もしくは Sptchcocked chickenと言います。

最初に切り取った背骨で普段はソースを作るんですが、暑いし、めんどくさいし、そのまま捨てたんですね。

次の日ももちろん30度ごえ。確か日中は36度とか。
蒸し蒸しした部屋のゴミ箱からものすごい匂いがしたので
「しまった！あの背骨の肉だ！」とゴミ箱から出して、ビニール袋にまた入れ直してそれでも臭いのでゴミをくくって蓋をしました。臭いものには蓋。ｗ

＊ここがベルギーのイラっとするところで生ゴミの収集が週に1度です。

まだ水曜日、月曜日の収集日まであと5日。

木曜、金曜もなんとなく臭いゴミ箱の周辺。

そして日曜の夜、旦那が出張から帰ってきて、
「ゴミ出しとくねー」って率先してゴミ袋を出した瞬間

「うおおおお！おい！MAGGOTや！きもい、きもい」
マゴット？それって死体にわくうじむしじゃ・・と台所の方に行くと・・

グロい！！！
２センチくらいの大きさのうじむしが20匹くらい・・

パニックの私は床掃除の洗剤をスプレーしたら

「おい、濡れマゴットにしてんじゃないよ！」と激怒な夫。いやぁ、ちょっと勢いが衰えるかなと思ったんだよね・・・。

そのまま旦那が掃除してくれました。有難や。

でも相当凹んだ私たち。うじ虫って本当に汚いボットン便所とか死体とかにわくものだと思ってたのに。

それが自分たちの台所に・・泣。

とにかく、誓います！

もう生肉は捨てません！！！