D21　凍結胚盤胞移植日

D18での診察もクリアし、無事に移植日を迎えました。

１つしかない大切なたまごちゃんも
ほとんどダメージのない状態で融解してくれ
AHA処理で半分程殻から出て来てる画像を見せてもらい、
とりあえず安心してお迎えできました。

相変わらずの待ち時間の長さに、緊張を通り越して無の境地でしたが、
さすがに手術着に着替えて待っているとドキドキソワソワ。
軽くストレッチしたり、足が冷えないようにさすったり、
ちょっとの音もよく聞こえるので、
隣のベッドの人に怪しまれたかもしれません。

ようやく呼ばれ、いざ手術台へ。
最初は苦手だった消毒はすっかり平気になりました。
でも子宮口つままれるのが本当に痛くて苦手です。
いつも覚えてるのよりも痛く感じる。
「力抜いてね〜」とやさしく言われ、
「力抜かなきゃっ！！」とリキんでしまう矛盾。

「チクッとしますよ」と横についててくれる看護師さんに言われ
思い出したことがひとつ。

卵管造影検査をした病院で、検査時に子宮口をつまんだ時、
「つまみますね」とは言われたけど、痛いと知らなかったから
思わず「痛っ！」と言ってしまったら、
「おかしいなぁ。ここは神経が通ってないから痛くないはずだよ」
とその先生が言ったのです。
こんなに痛いのに？じゃあつまむ場所間違ってんじゃないの？
なんて事を思ったわけです。

その時と、今回の痛みが同じってことはやっぱり…。
他にも色々怪しかったから転院したんだけど、正解だったかな。

私にとっては「チクッと」なんてかわいい痛みじゃないけれど
感じ方はそれぞれだとしてもしても、痛い人が多いってことだよね。

でも拷問のような採卵を乗り越えられたので、
前回の移植よりも痛い気がしたけれど、
今回の方が余裕があって、たまごちゃんがチューブに吸い取られる所も
子宮に戻っていく様子も、モニターでしっかり確認できました。

おなかに帰って来てくれたんだなぁとニコニコしていたら
エコーじゃない方のモニターに赤い液体が流れ込むのが見えました。
採卵の悪夢の再来です。
今回はよく血を見るなぁ。
いまのうちに流しておけば、妊娠してから見ずに済むかなぁ(^-^;

「つまんだ時にちょっと切れちゃったから血が出てるけど
　全然心配ないからね」
と、先生にも看護師さんにも何度も念を押されたのも納得の出血量でした。

10分ほどベッドで休憩して移植終了。
ここに居てくれる安心感。
移植前に色々不安になったりしたのがウソのような穏やかな気持ち。
たまごちゃん、一緒に帰ろうね。

ホルモン補充周期には移植後大量のお薬が出ると聞いてましたが、
本当に沢山で、飲む時間も色々だし
説明を聞きながらプチパニック。何だか笑えてきてしまいました。

ここまで来たらなんでも来い。
お薬くらい、いくらだって飲みますとも。

着床判定は18日です。

幸い今日から３連休なので、
仕事のストレスは感じずに済みます。

なんとか着床してくれるといいなぁ。