marchaのブログお子さんは生後 10歳 0ヶ月(3678 日目)

5w3d〜6w6d

  • 2013-04-06 22:14
  • 一般公開
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まとめて書きます。

3月25日(月) 凍結胚盤胞移植後19日

今回から血液検査がなくなりました。

このクリニックは最初に10人くらいまとめて内診して
その後で改めて診察しに呼ばれて説明を聞きます。

内診が終わって診察室前で待っていたら
今まで入った事のない診察室に呼ばれました。
先生も見た事のない先生です。
今まで「どういう時あの診察室に呼ばれるんだろう?」と思ってたけど
妊娠できた人だったんだとようやく謎が解けました。

胎嚢の大きさは11.8mmになっていました。
「5週と3日目ですね。」と先生に言われ、
あこがれの妊娠週数ににまにましてしまいました。

エコー写真にはまだ胎嚢しか写っていなかったけれど
「今後、この部屋(胎嚢)の中に卵黄嚢という白い輪が出来て
 その傍に心拍が見えるようになります。
 次回の診察には確認できると思いますよ。」と
絵に描いて説明してもらいました。

内診の時、一瞬それらしきものが見えた気がしたけれど
先生が次回って言うんだから、まぁいいか。
県の不妊治療助成金の申請に必要な書類をお願いして帰ってきました。


3月30日(土) 6w1d(凍結胚盤胞移植後24日)

前回の診察の後から胸の痛みが一層増した気がします。
でも悪阻らしき気持ち悪さは相変わらずありません。
それどころか食欲が増したような…。
あと、季節的なものだと思うけれど異様に眠くて、
夕飯が終わってからずっと寝てしまってました。

この日の診察は、心拍が見えるかな?
もしかしたら卒業の目処もついちゃうかな?って楽しみにしてました。

でも内診の時、心拍は見えず。
今までにないくらい長い時間ぐりぐりと探してくれていましたが
胎嚢の中にもやっとした白い影が見えるだけでした。

「今回、心拍は確認できませんでしたが
 まだ6週なので何とも言えません。」との先生の言葉に
「何とも言えない?」と思わず聞き返していました。
「はい、じゃあ次の診察ですが…」と
本当にこれだけの話で終わりでした。

「何とも言えない」ってどういうことか、ちゃんと聞きたかったけど
後に続く言葉が良くない事の様な気がして怖くて聞けませんでした。

何とも言えないって、良い時にはあまり使わない言葉だよね。
「良い」と「悪い」が半々だから何とも言えないのか
「悪い」というにはまだ早すぎるから何とも言えないのか…。

よくよくエコー写真を見ると、胎嚢の大きさは12.3mm。
前回より0.5mmしか大きくなっていませんでした。
今だったら1日1mm大きくなると聞いていたのに5日で0.5mm。
計り方の誤差といってもいいくらいの数値。

心配になってきたけれど、
でも痛みも出血もないし基礎体温だって下がってない。
胸の張りや痛みだって強くなってきたし、
きっと大丈夫なはずと自分に言い聞かせながら帰ってきました。

家について、やっぱり不安になってきてネットで調べたら
「稽留流産」という言葉がたくさん出てきました。

痛みも出血もなく、妊娠の兆候も継続したまま
赤ちゃんだけが成長を止めてしまうと書いてあり、
「だから大丈夫」と私がすがっていた事すべてが
なんの保証にもならないと知り一気に不安になってしまいました。

同じような時期に同じように成長がみられなかった人のブログを
いくつもいくつも読みました。
それでも大丈夫だった人もいれば、やっぱりダメだった人も当然いて、
だけど悲しい言葉だけが自分の中に蓄積していくみたいな気がして
慌てて検索するのを止めました。

前回の内診で、私はハッキリとした卵黄嚢と心拍らしいものを見た気がしました。
でも今日見たものはぼんやりしてた。
全く胎嚢も大きくなっていないし、
もうとっくに成長は止まってしまっているんだろうか。

「そんなの絶対にイヤだ!」と強く思った途端に
自分でもびっくりするくらい泣いていました。

辛いとか、悲しいとか、不安とか、心配とかそういうんじゃなくて
本当にただ「イヤだ」ってそればかりがぐるぐるしてました。

不妊治療を始める時に自分の中で決めたことがありました。
まだ起こっていない事、確定していない事に対して
不安に思ったり心配する事もあると思うけれど
それでくよくよ泣いたりは絶対にしないということでした。
一瞬落ち込んでも絶対に次の日まで引きずらないようにしようって。

それで今までなんとかやってこれたのに
我慢していた分まで一気に溢れ出すみたいに自分でも止められず
まだそうと決まった訳ではないのだからと何度も言い聞かせながらも
毎日のように事あるごとに泣いていました。


3月30日(木) 6w6d(凍結胚盤胞移植後29日)

診察に行くのが本当に嫌で嫌で仕方ありませんでした。
今日心拍が確認できなかったら全てが終わってしまう
そんなふうに思ってしまって。

病院でだけは泣かないようにしないと、そう誓って臨んだ内診。

胎嚢が少し大きくなっているように見えました。
卵黄嚢らしき白い輪もはっきり見えました。
だけどやっぱり心拍は確認できず…。

胎嚢の大きさは17.2mm。
5日で約5mm、きっちり大きくなってくれていました!
白く見えたものもやっぱり卵黄嚢だったようです。
「次回、心拍が確認されると思います。」との先生の言葉。
それ、前々回にも聞いたのに(;д;)
毎回先生が違ってニュアンスがそれぞれでよく分かりません。

「成長が遅いってことはないですか?」思い切って聞きました。
「確かに遅いですが、個体差がありますから」
「許容範囲ですか?」
「大きくはなってますからね、経過観察としか今はなんとも…」

「大丈夫」とか「順調」といったような言葉は聞けませんでした。
医師とはそういうものなのかも知れませんが、
期待を持たせないように、でもがっかりさせないように言葉を濁してる
そんな感じを受けました。

でもでも大きくなってくれていました。
それがただただ嬉しかった。

胚盤胞になるときも急にゆっくりになって遅れて慌てたし、
それがこの子の個性なんだよね?

泣いたりしてごめんね。
もう絶対に憶測では泣かないからね。

体外受精の治療中、時間が経つのが長く感じました。
だからその分、妊娠判定の後は、
きっとあっと言う間に過ぎていくんだと思ってました。
なのに赤ちゃんと呼べるまでがまだまだ長い。
今までで一番、時間の流れがゆっくりです。

だからといってもうクヨクヨしていられません。
お腹の子が赤ちゃんになろうとがんばってくれてる。

だから私も、何ができるというわけでもないけど
身体に気を使って、毎日しあわせを感じながら過ごしていかないと。

心拍が確認できて、赤ちゃんの姿が見れて、性別が解って、この手に抱いて…。
そういうのを、ひとつひとつ楽しみにして。
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