つばふうせん

娘が、謎の行動をしている。



娘「んむぁあああー。んむぁあああー。」

私「？」



どうやら、つば風船をつくっているようだ。

この、「んむぁあああー。」が、もう１０分ぐらい続いている！

ももちゃん、どこで習った？？？　偶然見つけた遊び？？？

私「あっ（＠＠）！そういえば・・・。」

同時に私の頭の中に３０年前の記憶が甦った。それは・・・




小学生の時のことだった。３年５組の３階の教室。休み時間に窓のところで私がつば風船を作っている。母に教えてもらったのだ。つばで風船を作るなんてちょっと汚いから、友達には見られたくない。偶然作った小さな風船を、窓からふーっと吹いて飛ばすことができた。幸い、誰にも見つかっていない。

（うわー。シャボン玉みたい（＇◇＇）／）

そのつば風船は、ゆっくりと下のほうへ、飛んでいった。そこには、３年２組の教室がある。

（あっ。これはまずい！）

私が作ったつば風船が、壊れないまま、３年２組の教室の窓へ入っていった。そこには男子が２人いて、その小さなシャボン玉のようなものが飛んでくるのに気が付き、驚いて上を見上げた。

目が合った。

（あっ。やばい（＠Д＠）！）

とっさに教室にかくれた。




・・・こんな記憶が甦ったのだ。

と、いうことは、



やっぱり遺伝か？（＇Д＇）？