出産日のこと
- 2012-07-13 17:38
- 一般公開
- テーマ:出産
出産して1週間。
あっという間だなぁ…。
退院したはいいものの、息子のペースもさすがにまちまちだし、隙あらば自分も仮眠をとるという毎日でなかなかパソコンに向かう時間が取れません~。
ネットジャンキーには辛い日々であります(´Д⊂
まずは改めてご紹介。
2012年7月3日午後0時46分誕生
体重3,190g 身長48.5cm
胸囲33.0cm 頭囲35.0cm
我が家の可愛いカワイイ長男です♪
名前は「奨眞(しょうま)」と名付けました。
姓名判断サイトを利用して考えました。
「奨」は「すべてに対して前向きでつき進む人」
「眞」は「嘘いつわりのない正直な人」
特に眞の字はあーさんの名前からも貰いました。
どうか名前負けせずに、素敵な男の子に育ちますように…。
みなさま、これからどうぞよろしくお願いします(∩´∀`)∩
さて、速報である程度書いてしまったので内容は重複しますが、出産の日から少し振り返ってみようと思います。
7月3日火曜日(39w6d)
5:15
ふと目が覚めてトイレへ。
いつも通り尿意で目が覚めたつもりだったのだけど、ベッドから立ち上がった瞬間「ジョボッ」という感触が…。
『とうとう尿漏れしてしまったか!?』
とショックを受けつつ、隣に寝ているあーさんを起こさないように急いでトイレへ。
トイレまでの数メートルの距離も、漏れを抑えきれない…。
トイレで尿漏れパッドを確認すると、色が赤い!
とうとうおしるしだわっ…、とドキドキ。
でも、ということはこれはまさか破水?と思って、パッドをチェック。破水だと生臭いと聞いていたけれど…尿漏れパッドの防臭作用でむしろ芳香がしてわからないw
臭いもわからないし出血を吸った部分以外はうすら黄色かったので、これは尿漏れだろうと自己判断。
さすがにここから寝なおす度胸はなかったので、ひとりリビングに移動してスマホのアプリの陣痛時計を起動してみたり。
なんとなくお腹が痛い気もするけれど、いまいちはっきりしなくて時計を作動させても間隔も持続時間もまちまち。
悩みつつコンドウアキさんの「トリペと」を読んでお産について復習(どうせ読むなら専門本にすりゃいいのに…w)。
6:50
あーさん起床。状況を報告。
ちなみに陣痛時計の記録は間隔7分、持続1分くらい。
でも強めの痛みと弱めの痛みが交互にくる状態で、どれをカウントすべきなのか判断に悩む状態。
あーさんに朝食を準備してもらってとりあえず食事。
この時点ではまだまだ冷静で、入院になった時のために入院の荷物の最後の準備をすすめる。
あーさんは職場に緊急ヘルプ(交代要員急募)メールをうって、午後からでも代わって貰えるように手配開始。
8:00
そういえば陣痛って最初は10分間隔って聞いていたけれど、私の記録は5~7分…?
産院から初産は5~7分まで連絡しなくていいとは言われていたけれど、これはもう連絡する状態なの?でも痛みは大したことないし。
…ということをあーさんに相談。念のため電話してみたら?と言われ産院に電話。
5時過ぎからの状況を伝えると、念のため来てもらった方がいいけれど一度帰ることになることもありえるとのこと。
タクシーで行くし付添いも頼めないので帰るのは厳しいのだけど…と言うと、入院の荷物は預かることができるからとりあえず来て、ということに。
すでにあーさんは出勤の時間だったけれど、産院と勤務先は同方向なので、タクシーに一緒に乗って行ってもらうことになり、陣痛タクシーに電話。
10分かからずタクシーが来てくれて出発する頃には間隔は5分程度のままだけれど、痛みが強くなってきた。
8:20
産院着。
すでに産院は開いているのでそのまま受付に突入。
あーさんはここで撤収、タクシーにて職場へ。
荷物を受付で預かってもらって処置室に誘導されてNST開始。
今回は目の前でグラフが出力されていたw
痛みがくるとグラフがぐーっと高くなる…んだけれど、なんか思ったより高さがない…。
30分ほど測定して助産師さんがやってきてグラフをみて一言。
「これから倍くらい痛くなるからね~」
って、初産婦をびびらせんなー!(´Д⊂
9:00
普通に外来に待たされて、1番で呼ばれる。
内診室に直行して内診。
「凄い!もう6cmだよ~!」
と言いつつグリグリッ!
思わず「イタイッっ!」と声が出る。
じゃぁ入院だから廊下のエレベーターの前で待ってて~と言われて待機。グリグリの痛みで涙がボロボロでる…(;´Д`)
案内された先はなぜか陣痛室ではなくて病室だった。
ちなみにこの時の移動は全部徒歩だったんだけど、6cm開大で徒歩は結構凄い方らしい?
B群溶連菌陽性なので点滴を開始。
今までうったことのない位置に針を刺されて怖かった。刺すのは痛いけれどお腹の方がもっと痛いので我慢はできた(^_^;)
9:25
合間をみて助産師さんが開き具合を診にきてはくれるものの、基本ぼっちで耐える状態…不安だし寂しい…(´Д⊂
で、診るたびに少しずつ開く子宮口。
そしてすでに羊膜が触れない状態、ということは破水した可能性があるということ。
でも外来で内診した時点ではまだ羊膜は触れたらしい。
早朝の状態を説明すると、もしかしたらその時点で高位破水をしていたかもとのこと。
しかしもし破水したとなるとお産はどんどん進むので、下手をするとあーさんが間に合わないかも、ということに。
「破水しちゃったらすぐかもだと」
と息絶え絶えにメール。
これをあーさんは
「破水しちゃったからすぐかもだと」
と空目したらしく相当慌てたらしい…w
9:55?
あーさん到着。
間に合ったー(;´Д`)
この時点ではもう何分間隔なのか自分でもわからない状態。
ちょっと休むとまた痛みがやってきて耐え凌ぐので精いっぱい。まわりから言われたことは聞こえるし理解できるけれど返事ができず。
とにかくいきんではいけない!ということだけ頭にああって、痛みの波が来た時に息を吐いて!と言われるのだけどそれがうまくできない。
実はこの時勘違いをしていて、息を吐こうとすると下腹部がぐーっと押されてベビがでてくる感覚がするので、それがいきんでいる状態だと思ってしまっていた。
なので波がくるたびにその動きを抑えようとしてしまっていたのだった…これってお産の進行を自分で抑えてしまってたんじゃ…。
この頃から時計をみる余裕なし。
波がくるたびに足を壁につっぱり、産院から支給された服の袖をかみしめて耐えるのみ。
前半は波がくるとどうしても「イタイ~~~!!」と声が出てしまい、部屋のすぐ外はナースステーションと新生児室があって、見舞いの人も行き来する場所だというのに声は丸聞こえ状態。恥ずかしい…でも止められない。
しかしさすがに先生があきれたのかベッドサイドにやってきて冷静に諭された。
「声を出しちゃダメ、出してもお産は進まないし体力消耗するだけだよ」
と。
ここらでようやく息を吐きだす時に下腹部から股にかけて圧力がかかってもいいんだということがわかって、急に静かになる私(^_^;)
しかし今度はお尻に圧力がかかるようになり「お尻が!」と連呼。
ゴルフボールなどを言えば借りられたのだけど、それをあーさんに指示する余裕もなく…。
よく、う○ちが出ちゃう~って思っても、出ようとしているのはベビなんだよ、っていうけれど。
実際助産師さんに同じこと言われたけれど。
正直に書きます。
えぇ漏らしましたよ…orz
元々便秘症で酸化マグネシウムは常用しているし、出産に向けて溜めとけないから、と前日にラキソベロンも飲んでました。
家を出発する直前にトイレで出せていたので、もう出ないかと思っていたのだけど…ラキソベロン10滴分の威力とお産の進行による力は凄かった。
分娩台に移動してからも、いきむたびに出ていたと思われます…ずっと助産師さんが清浄綿か何かで拭いてくれていました(´Д⊂
たぶん12:00頃?
分娩室に移動。
ここも歩いて…。
分娩台に上がる直前に波がきてしばらく停止、隙をみてよじのぼる。
波がきたらいきむように言われる。
いきんでもいきんでも、「はい、もう1回!」と言われる。
あれ…朝読み直した「トリペと」だと、3回いきんだだけで出てきたよな?
と思ったのだけど、考え直してみたらコンドウさんは分娩台に上がる前にベビの頭が出てきそうな状態までいっていたんだった…。
私は先に子宮口が全開大になって、ベビはまだ下がりきっていなかったため、まずは子宮口までいきんで下げる必要があり、これが結構かかった。
ずっと助産師さんだけが分娩室にいて、先生は一向に来ない。
先生が来ていないってことはまだ終わらないんだよな…。
時折気が遠くなりつつ、そういう判断はできている。
まずは先生に来てもらわなければ、と思いながら波が来るたびに必死にいきむ。
ようやく先生が登場。
ここからは早かった。
消毒して麻酔をして会陰切開。
確かにあちこちで見知っていた通り、麻酔もあったし陣痛の痛みの方が辛くて切開自体は気にならず。
その後は先生と助産師さんがいきむたびに手を使ってフォローを入れてくれて、2~3回のいきみでベビの頭が出てきた!
…が、あーさんに「ほら、もう出てきたよ!」と言われ、助産師さんからいきみをやめて呼吸を変えるよう言われるまで、私だけが産まれてきたのを把握できず(^_^;)
12:46
出産!
特に臍帯巻付などのトラブルもなく、なんとか自力で分娩できた。
分娩時間の記録としては、産院に電話を入れた時点からカウントして4時間51分。
分娩直後の産声はあまり大きな声ではなかったけれど、トコちゃんベルトを買った時にお腹の居心地がよいと激しく泣かないと言われていたので、居心地よかったのかなぁ?なんて思ったり。
カンガルーケアを希望していたので軽く体を拭いてもらった状態で息子は私の胸元へやってきた。
あったかくてふにゃふにゃの体。
貧乳だけど辛うじて吸い付いてくれたw
ついさっきまでお腹の中にいた息子。凄く不思議な気持ちで数分間過ごした。
息子は体をキレイにしてもらうのと、測定などしてもらうので助産師さんにまかせて、私は先生に縫合をしてもらった。
先生に「痔って前からあった?」と聞かれ、万年便秘症の私はたまに切れることが…と答えた。どうやらお尻の方に裂傷を起こしてしまったらしく「三度(会陰)裂傷」と言われてしまったorz
(これを書きながら調べてみたところ、三度は肛門括約筋まで断裂した状態だそう…)
さらには顔に内出血が出てしまい、これが「シミ、そばかすになるんだよねぇ…」と先生に言われた。なんという惨憺たるさま(´Д⊂あーさんにショックを受けるから今は顔を見ない方がいいとまで言われる状態って…。
14:30頃
縫合が終わりパジャマに着替えさせてもらい、先ほどの部屋へ移動…また自力で歩いて。これって結構凄いことなんじゃないかと思えてきた。だってお尻裂けてるんだよ?w
私より先に息子はベビーコットに乗せられてきていて、あーさんとあーさん母、あーさん姉が部屋で待っていてくれた。
分娩直後、先生に「昼食食べ損ねちゃったね」と言われていて、気づけば結構お腹が空いていたのでさてどうしようかと思っていたら、用意されていた食事を温めなおして出してもらえた♪食事は結構なボリューム。でもお腹が空いていたので完食。
しばらくこの部屋で体を休めつつ、1時間ごとに出血の確認をしてもらった。
息子はこの時点で新生児室へ。初日は特に希望しなければ母子別室。
16:00頃
これから入院生活を送る個室へ移動。
また徒歩で(^_^;)
裂傷の痛みと後陣痛の痛みに耐えつつ…。
個室はちょっとしたビジネスホテル並み。トイレも付いているので気兼ねなくいつでもいけるのが助かる~。
あーさんたち一行とはこの時点でお別れ。
初めての入院生活、ここからは一人で過ごすことに(´・ω・`)
17:00頃
尿意はさっぱり感じなかったのだけど、そろそろトイレに行って出すように言われて挑戦。
無事成功、そして特に沁みたりもせず…よかった。
18:00
夕食。
主菜はなんと鰻~♪
もちろんガッツリ完食。
この後は初日はシャワーも入れないので、ひたすらベッドで安静状態。
裂傷のため抗生剤も通常の人と違って内服ではなく、3日間点滴を打つことに。なんだか病人みたい(-_-;)
そして明日以降の新しい生活のため、早く寝たいのに体が興奮しているのかなかなか寝付けないまま一日が終わったのだった。
…と、延々と書いてしまいましたが、まずは出産日の記録でした。
これを書き始めたのが実は7/10のこと。
一日中グズグズの息子の相手をしていてPCを開くことすらできない日もあって、4日目にしてようやく書き終えました(;´Д`)
書きたいことはたくさんあるのにもどかしい~~~。
早く次のブログも更新したいなぁ。
あっという間だなぁ…。
退院したはいいものの、息子のペースもさすがにまちまちだし、隙あらば自分も仮眠をとるという毎日でなかなかパソコンに向かう時間が取れません~。
ネットジャンキーには辛い日々であります(´Д⊂
まずは改めてご紹介。
2012年7月3日午後0時46分誕生
体重3,190g 身長48.5cm
胸囲33.0cm 頭囲35.0cm
我が家の可愛いカワイイ長男です♪
名前は「奨眞(しょうま)」と名付けました。
姓名判断サイトを利用して考えました。
「奨」は「すべてに対して前向きでつき進む人」
「眞」は「嘘いつわりのない正直な人」
特に眞の字はあーさんの名前からも貰いました。
どうか名前負けせずに、素敵な男の子に育ちますように…。
みなさま、これからどうぞよろしくお願いします(∩´∀`)∩
さて、速報である程度書いてしまったので内容は重複しますが、出産の日から少し振り返ってみようと思います。
7月3日火曜日(39w6d)
5:15
ふと目が覚めてトイレへ。
いつも通り尿意で目が覚めたつもりだったのだけど、ベッドから立ち上がった瞬間「ジョボッ」という感触が…。
『とうとう尿漏れしてしまったか!?』
とショックを受けつつ、隣に寝ているあーさんを起こさないように急いでトイレへ。
トイレまでの数メートルの距離も、漏れを抑えきれない…。
トイレで尿漏れパッドを確認すると、色が赤い!
とうとうおしるしだわっ…、とドキドキ。
でも、ということはこれはまさか破水?と思って、パッドをチェック。破水だと生臭いと聞いていたけれど…尿漏れパッドの防臭作用でむしろ芳香がしてわからないw
臭いもわからないし出血を吸った部分以外はうすら黄色かったので、これは尿漏れだろうと自己判断。
さすがにここから寝なおす度胸はなかったので、ひとりリビングに移動してスマホのアプリの陣痛時計を起動してみたり。
なんとなくお腹が痛い気もするけれど、いまいちはっきりしなくて時計を作動させても間隔も持続時間もまちまち。
悩みつつコンドウアキさんの「トリペと」を読んでお産について復習(どうせ読むなら専門本にすりゃいいのに…w)。
6:50
あーさん起床。状況を報告。
ちなみに陣痛時計の記録は間隔7分、持続1分くらい。
でも強めの痛みと弱めの痛みが交互にくる状態で、どれをカウントすべきなのか判断に悩む状態。
あーさんに朝食を準備してもらってとりあえず食事。
この時点ではまだまだ冷静で、入院になった時のために入院の荷物の最後の準備をすすめる。
あーさんは職場に緊急ヘルプ(交代要員急募)メールをうって、午後からでも代わって貰えるように手配開始。
8:00
そういえば陣痛って最初は10分間隔って聞いていたけれど、私の記録は5~7分…?
産院から初産は5~7分まで連絡しなくていいとは言われていたけれど、これはもう連絡する状態なの?でも痛みは大したことないし。
…ということをあーさんに相談。念のため電話してみたら?と言われ産院に電話。
5時過ぎからの状況を伝えると、念のため来てもらった方がいいけれど一度帰ることになることもありえるとのこと。
タクシーで行くし付添いも頼めないので帰るのは厳しいのだけど…と言うと、入院の荷物は預かることができるからとりあえず来て、ということに。
すでにあーさんは出勤の時間だったけれど、産院と勤務先は同方向なので、タクシーに一緒に乗って行ってもらうことになり、陣痛タクシーに電話。
10分かからずタクシーが来てくれて出発する頃には間隔は5分程度のままだけれど、痛みが強くなってきた。
8:20
産院着。
すでに産院は開いているのでそのまま受付に突入。
あーさんはここで撤収、タクシーにて職場へ。
荷物を受付で預かってもらって処置室に誘導されてNST開始。
今回は目の前でグラフが出力されていたw
痛みがくるとグラフがぐーっと高くなる…んだけれど、なんか思ったより高さがない…。
30分ほど測定して助産師さんがやってきてグラフをみて一言。
「これから倍くらい痛くなるからね~」
って、初産婦をびびらせんなー!(´Д⊂
9:00
普通に外来に待たされて、1番で呼ばれる。
内診室に直行して内診。
「凄い!もう6cmだよ~!」
と言いつつグリグリッ!
思わず「イタイッっ!」と声が出る。
じゃぁ入院だから廊下のエレベーターの前で待ってて~と言われて待機。グリグリの痛みで涙がボロボロでる…(;´Д`)
案内された先はなぜか陣痛室ではなくて病室だった。
ちなみにこの時の移動は全部徒歩だったんだけど、6cm開大で徒歩は結構凄い方らしい?
B群溶連菌陽性なので点滴を開始。
今までうったことのない位置に針を刺されて怖かった。刺すのは痛いけれどお腹の方がもっと痛いので我慢はできた(^_^;)
9:25
合間をみて助産師さんが開き具合を診にきてはくれるものの、基本ぼっちで耐える状態…不安だし寂しい…(´Д⊂
で、診るたびに少しずつ開く子宮口。
そしてすでに羊膜が触れない状態、ということは破水した可能性があるということ。
でも外来で内診した時点ではまだ羊膜は触れたらしい。
早朝の状態を説明すると、もしかしたらその時点で高位破水をしていたかもとのこと。
しかしもし破水したとなるとお産はどんどん進むので、下手をするとあーさんが間に合わないかも、ということに。
「破水しちゃったらすぐかもだと」
と息絶え絶えにメール。
これをあーさんは
「破水しちゃったからすぐかもだと」
と空目したらしく相当慌てたらしい…w
9:55?
あーさん到着。
間に合ったー(;´Д`)
この時点ではもう何分間隔なのか自分でもわからない状態。
ちょっと休むとまた痛みがやってきて耐え凌ぐので精いっぱい。まわりから言われたことは聞こえるし理解できるけれど返事ができず。
とにかくいきんではいけない!ということだけ頭にああって、痛みの波が来た時に息を吐いて!と言われるのだけどそれがうまくできない。
実はこの時勘違いをしていて、息を吐こうとすると下腹部がぐーっと押されてベビがでてくる感覚がするので、それがいきんでいる状態だと思ってしまっていた。
なので波がくるたびにその動きを抑えようとしてしまっていたのだった…これってお産の進行を自分で抑えてしまってたんじゃ…。
この頃から時計をみる余裕なし。
波がくるたびに足を壁につっぱり、産院から支給された服の袖をかみしめて耐えるのみ。
前半は波がくるとどうしても「イタイ~~~!!」と声が出てしまい、部屋のすぐ外はナースステーションと新生児室があって、見舞いの人も行き来する場所だというのに声は丸聞こえ状態。恥ずかしい…でも止められない。
しかしさすがに先生があきれたのかベッドサイドにやってきて冷静に諭された。
「声を出しちゃダメ、出してもお産は進まないし体力消耗するだけだよ」
と。
ここらでようやく息を吐きだす時に下腹部から股にかけて圧力がかかってもいいんだということがわかって、急に静かになる私(^_^;)
しかし今度はお尻に圧力がかかるようになり「お尻が!」と連呼。
ゴルフボールなどを言えば借りられたのだけど、それをあーさんに指示する余裕もなく…。
よく、う○ちが出ちゃう~って思っても、出ようとしているのはベビなんだよ、っていうけれど。
実際助産師さんに同じこと言われたけれど。
正直に書きます。
えぇ漏らしましたよ…orz
元々便秘症で酸化マグネシウムは常用しているし、出産に向けて溜めとけないから、と前日にラキソベロンも飲んでました。
家を出発する直前にトイレで出せていたので、もう出ないかと思っていたのだけど…ラキソベロン10滴分の威力とお産の進行による力は凄かった。
分娩台に移動してからも、いきむたびに出ていたと思われます…ずっと助産師さんが清浄綿か何かで拭いてくれていました(´Д⊂
たぶん12:00頃?
分娩室に移動。
ここも歩いて…。
分娩台に上がる直前に波がきてしばらく停止、隙をみてよじのぼる。
波がきたらいきむように言われる。
いきんでもいきんでも、「はい、もう1回!」と言われる。
あれ…朝読み直した「トリペと」だと、3回いきんだだけで出てきたよな?
と思ったのだけど、考え直してみたらコンドウさんは分娩台に上がる前にベビの頭が出てきそうな状態までいっていたんだった…。
私は先に子宮口が全開大になって、ベビはまだ下がりきっていなかったため、まずは子宮口までいきんで下げる必要があり、これが結構かかった。
ずっと助産師さんだけが分娩室にいて、先生は一向に来ない。
先生が来ていないってことはまだ終わらないんだよな…。
時折気が遠くなりつつ、そういう判断はできている。
まずは先生に来てもらわなければ、と思いながら波が来るたびに必死にいきむ。
ようやく先生が登場。
ここからは早かった。
消毒して麻酔をして会陰切開。
確かにあちこちで見知っていた通り、麻酔もあったし陣痛の痛みの方が辛くて切開自体は気にならず。
その後は先生と助産師さんがいきむたびに手を使ってフォローを入れてくれて、2~3回のいきみでベビの頭が出てきた!
…が、あーさんに「ほら、もう出てきたよ!」と言われ、助産師さんからいきみをやめて呼吸を変えるよう言われるまで、私だけが産まれてきたのを把握できず(^_^;)
12:46
出産!
特に臍帯巻付などのトラブルもなく、なんとか自力で分娩できた。
分娩時間の記録としては、産院に電話を入れた時点からカウントして4時間51分。
分娩直後の産声はあまり大きな声ではなかったけれど、トコちゃんベルトを買った時にお腹の居心地がよいと激しく泣かないと言われていたので、居心地よかったのかなぁ?なんて思ったり。
カンガルーケアを希望していたので軽く体を拭いてもらった状態で息子は私の胸元へやってきた。
あったかくてふにゃふにゃの体。
貧乳だけど辛うじて吸い付いてくれたw
ついさっきまでお腹の中にいた息子。凄く不思議な気持ちで数分間過ごした。
息子は体をキレイにしてもらうのと、測定などしてもらうので助産師さんにまかせて、私は先生に縫合をしてもらった。
先生に「痔って前からあった?」と聞かれ、万年便秘症の私はたまに切れることが…と答えた。どうやらお尻の方に裂傷を起こしてしまったらしく「三度(会陰)裂傷」と言われてしまったorz
(これを書きながら調べてみたところ、三度は肛門括約筋まで断裂した状態だそう…)
さらには顔に内出血が出てしまい、これが「シミ、そばかすになるんだよねぇ…」と先生に言われた。なんという惨憺たるさま(´Д⊂あーさんにショックを受けるから今は顔を見ない方がいいとまで言われる状態って…。
14:30頃
縫合が終わりパジャマに着替えさせてもらい、先ほどの部屋へ移動…また自力で歩いて。これって結構凄いことなんじゃないかと思えてきた。だってお尻裂けてるんだよ?w
私より先に息子はベビーコットに乗せられてきていて、あーさんとあーさん母、あーさん姉が部屋で待っていてくれた。
分娩直後、先生に「昼食食べ損ねちゃったね」と言われていて、気づけば結構お腹が空いていたのでさてどうしようかと思っていたら、用意されていた食事を温めなおして出してもらえた♪食事は結構なボリューム。でもお腹が空いていたので完食。
しばらくこの部屋で体を休めつつ、1時間ごとに出血の確認をしてもらった。
息子はこの時点で新生児室へ。初日は特に希望しなければ母子別室。
16:00頃
これから入院生活を送る個室へ移動。
また徒歩で(^_^;)
裂傷の痛みと後陣痛の痛みに耐えつつ…。
個室はちょっとしたビジネスホテル並み。トイレも付いているので気兼ねなくいつでもいけるのが助かる~。
あーさんたち一行とはこの時点でお別れ。
初めての入院生活、ここからは一人で過ごすことに(´・ω・`)
17:00頃
尿意はさっぱり感じなかったのだけど、そろそろトイレに行って出すように言われて挑戦。
無事成功、そして特に沁みたりもせず…よかった。
18:00
夕食。
主菜はなんと鰻~♪
もちろんガッツリ完食。
この後は初日はシャワーも入れないので、ひたすらベッドで安静状態。
裂傷のため抗生剤も通常の人と違って内服ではなく、3日間点滴を打つことに。なんだか病人みたい(-_-;)
そして明日以降の新しい生活のため、早く寝たいのに体が興奮しているのかなかなか寝付けないまま一日が終わったのだった。
…と、延々と書いてしまいましたが、まずは出産日の記録でした。
これを書き始めたのが実は7/10のこと。
一日中グズグズの息子の相手をしていてPCを開くことすらできない日もあって、4日目にしてようやく書き終えました(;´Д`)
書きたいことはたくさんあるのにもどかしい~~~。
早く次のブログも更新したいなぁ。
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