レポートブログ 岩手県陸前高田市お子さんは生後 14歳 5ヶ月(5278 日目)

震災1ヶ月前に娘を出産した岩手県在住の新米ママです。 津波で家族を失い、自宅も何もかも流されてしまいましたが、 大切な娘と夫は何とか無事でした。 今は実家に避難しており、 すくすく育つ娘に元気をもらいながら、 仕事と子育てに奮闘する毎日です。

住田基地に行ってきた!

  • 2011-09-25 01:34
  • 一般公開
  • テーマ:
陸前高田にボランティアに
来てくださった方々の無料宿泊施設、

住田町大股公民館(旧住田町立大股小学校)に行ってきました。

ここは、陸前高田市街地より車で約30分の所にあり、
つい8年前に廃校になった小学校を利用しているので
学校の雰囲気がまだまだ残っていて、
懐かしさを感じさせる趣でした。




一通りの家事を済ませ、ぶうちゃんを再び預けて
住田基地に到着したのは夜の8時過ぎになっていたので

ボランティアの皆さんの中には寝袋に入って
眠っている方もいらっしゃいました。



ここで住田基地についてちょっと補足しますと

正式には

『住田町災害ボランティアセンター「住田町基地」』

というそうで、陸前高田市や大船渡市へボランティアで
来られる方の宿泊を支援するため、住田町のご好意で
宿泊施設として開放されている施設です。

宿泊場所として、教室や体育館が開放され、
室内での宿泊人数は約150人、

人数の多いときには校庭にテントを張ることもできます。

実際に今回訪れたときは10以上のテントが張られていました。
(キャンピングカーも3台ほど駐車していました。)

ガス、水道、電気は普通に利用可能で
シャワールームやお風呂もあるそうです。
(シャワールーム、お風呂はボランティアの
方々が作ってくれたそうです。)

事前に宿泊の申し込みが必要だそうで
詳しくは 連絡先:080-2820-2058 に問い合わせてみてください。
ホームページもあるということなので興味のおありの方はどうぞ。



主人の友人たちは団体ということで
教室をあてがわれ、もうひとつの団体15人と
計28人の方達が1つの教室で眠るようです。

私が到着したとき、
皆さんは体育館のステージの上で
反省会と称して小宴会を開いていました。



ここは支援物資として水やジュースの他に
ちょっとしたおつまみやアルコール類(!)まであるようで、

主人のグループはアルコールは自前で準備していましたが、
おつまみはちょっとだけいただいて乾き物を食べていました。


ボランティアにアルコールなんて不謹慎?

ちょっとぐらいのアルコール、、、もちろんアリですよね!


まだ9時前なので、10時の就寝時間までの間、
短いひと時をそこかしこで
トランプしたり、読書したり、お酒を呑んだりと
めいめい楽しそうに過ごしていました。



若い方がほとんどでしたが、
年配の方々も結構多くいらっしゃいました。

若い方々も年配の方々も、
みんな笑顔で語り合っているのが本当に印象的で
その笑顔になぜか涙が止まらなくなってしまいました。
(みんなに奇異の目で見られちゃいました。恥ずかしい!)

まさに、縁の下の力持ち!の
皆さんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

主人は結局家に帰らず、住田基地にみんなと泊まり、
明日も午前中までボランティアに参加するようです。

さすがにぶうちゃんを預けっぱなしにできないので
明日は何もお手伝いできませんが

みなさん怪我のないように気をつけて作業してくださいね!



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  • まこちゃま
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