広島県、福島被災者240人の内部被ばく検査を全額補助

  • 2011-08-11 10:02
  • 一般公開
  • テーマ:放射能関連
広島県は8月9日、東日本大震災と福島第1原発事故で福島県から避難してきた約240人を対象に、内部被ばく線量を図る検査費用を全額支援することを正式に発表しました。福島県以外での無料化は初めてとのことです。

検査は広島大学病院(広島市南区)が担当、8日から開始して、毎週月曜日の午後に3〜5人を対象に、ホールボディーカウンター(全身測定装置)で体内の放射性物質の沈着状況を測定し、量や種類を特定して内部被曝の程度を調べます。

線量検査費用は1人当たり2万円で、福島県から広島県に避難し、総務省の全国避難者情報システムに登録されている人が対象となります。

検査には電話予約が必要で、平日の午前10~11時に予約を受け付けています。
連絡先はこちらまで。

■広島大緊急被ばく医療推進センター事務室(082・257・5862)
http://wjrempan.rerf.jp/index.html
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