被災地の方へM to Mを!現地の状況をアップしました

  • 2011-04-15 11:58
  • 一般公開
  • テーマ:被災地支援
4月9〜10日にかけて、ベビカムを運営する(株)デジタルブティック代表の安西が被災地に行き、M to Mのポスターやチラシを避難所や病院に設置していただくようお願いしてきました。

M to Mは、被災されたお母さんや妊婦さんが必要な物資を書き込み、全国のベビカム会員のみなさんがそれに応答して、送料含め無償で物資を送っていただく仕組みの掲示板です。時間とともに、必要な物資は変わっていきます。被災地の方へのご支援を、よろしくお願いいたします。

【被災地支援宅配便 ~ママからママへ MtoM~】
■PC版    http://com.babycome.ne.jp/U002.php?thema_id=640
■モバイル版  http://m.babycome.ne.jp/

以下、現地のリポートです。

■陸前高田 
○希望ヶ丘病院
当初100名くらいの被災者の方がいたが、現在は30名程度。親戚の家などに移っていく方が多く、赤ちゃんのいるご家庭などは市内のホテルに移動。

○高田一中
各種情報や物資が集まる同エリアの本部的存在。体育館に200名前後の方が生活し、就学前児童を持つ家族は別教室で生活。現在は特に必要な物資はなく、おむつ、絵本、その他、必要と思われるものは十分にあるとのこと。ただし、インターネット環境は十分ではない。

○老人ホーム 高寿園
被災前から生活していた老人に加え、お子さんをお持ちのご家族がこちらに避難。ホームの部屋やホールなどで生活している。

■気仙沼
○気仙沼市役所

市役所の建物の中に「子どもの部屋」という20畳くらいの広さの部屋があり、赤ちゃんとママの生活の場に。当初20組ほどが生活していたが、現在は1家族のみ。ほとんどが自宅や親戚などの家に移動。自宅に戻られた方は、生活物資を手に入れるのに苦労されているとのこと。


ミルクやおむつは十分ですが、文具などは売り切れ。
細かいニーズにまだ対応できていません。


多数の安否確認や連絡のための貼り紙が貼ってあり、
MtoMのポスターも貼っていただきました。

○市立病院
被災により、気仙沼エリアのほとんどの医院・産婦人科が稼働していないため、妊娠中・育児中のママは市立病院で看てもらっている。妊婦さんやママたちに不足している物資は特にないが、必要なものは日が経つにつれて変わっていくだろうとのこと。

○総合体育館
1000人規模の被災者の方が生活している大規模避難所。全国のボランティアが多く活動し、物資も十分届いているとのこと。ただし、子どものからだのサイズに合った服が入手しにくく、欲しいものと手に入るもののマッチングはまだ難しい。

■石巻
○鹿妻小学校

瓦礫は多いが家が残っているため、自宅で生活している方が多い模様。近くにお住まいの方は、小学校の校庭につくられた入浴施設に来て入浴されている。必要な物資は十分に届いているが、今後は分からない。

○渡波小学校
学校内には保育士がおり、看護士が定期的に家庭を訪問。妊婦さんやママたちが相談を受けたり子どもの健診を行っている。

詳細は、こちらからご覧いただけます。
■ベビカム特別ブログ 東京から陸前高田・気仙沼・石巻
http://blog.babycome.ne.jp/x61kf53f/


既に、被災地の方には、生活に最低限必要な物資は届いているようですが、避難生活が長期化することも指摘されており、時間が経つにつれて、本当に必要な物資は変わっていくことが予想されます。

本当に必要なものが、必要とされる方に届くように、「被災地支援宅配便 ~ママからママへ MtoM~」を活用していただければと願っています。
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