[NEWS]消費者庁が「乳児用寝返り防止枕」について注意喚起
- 2010-10-14 21:45
- 一般公開
- テーマ:製品の安全
消費者庁は14日、乳児のうつぶせ寝による窒息を防止する効果があるとして市販されている「乳児用寝返り防止グッズ(枕)」が、逆に乳児の窒息事故を招く可能性があるとして、使用者に対して注意を呼びかけている。
「乳児用寝返り防止グッズ(枕)」とは、乳児が寝返りしてうつぶせにならないように乳児の頭(からだ)の両側からクッションをあてて姿勢(寝姿)を固定する仕組みのもの。
アメリカの消費者製品安全委員会(CPSC)と食品医薬品局(FDA)は現地時間の9月29日、米国内で「乳児用寝返り防止グッズ(枕)」に顔面を押し付けたり、ベッドと防止グッズの間に頭をはさまれたりした乳児の窒息死事故が過去13年間に12件発生していたことを公表し、同製品は、乳児が寝返りした結果起こるうつぶせ寝による窒息死を防止する効果より、製品による窒息死のリスクの方が高いとして、使用中止を勧奨した。
アメリカでの動きを受けて日本の消費者庁が調査した結果、日本国内でも同様の製品が製造販売されているほか、インターネットを通じて輸入もされていることがわかったため、国内で同種事故の報告はないものの、今回の注意喚起に至った。
⇒2010年10月14日の消費者庁News Release
「乳児用の寝返り防止用枕使用に当たっての注意」(PDF資料)
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「乳児用寝返り防止グッズ(枕)」とは、乳児が寝返りしてうつぶせにならないように乳児の頭(からだ)の両側からクッションをあてて姿勢(寝姿)を固定する仕組みのもの。
アメリカの消費者製品安全委員会(CPSC)と食品医薬品局(FDA)は現地時間の9月29日、米国内で「乳児用寝返り防止グッズ(枕)」に顔面を押し付けたり、ベッドと防止グッズの間に頭をはさまれたりした乳児の窒息死事故が過去13年間に12件発生していたことを公表し、同製品は、乳児が寝返りした結果起こるうつぶせ寝による窒息死を防止する効果より、製品による窒息死のリスクの方が高いとして、使用中止を勧奨した。
アメリカでの動きを受けて日本の消費者庁が調査した結果、日本国内でも同様の製品が製造販売されているほか、インターネットを通じて輸入もされていることがわかったため、国内で同種事故の報告はないものの、今回の注意喚起に至った。
⇒2010年10月14日の消費者庁News Release
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