[NEWS]里帰り出産で帰省中の妊婦ら3人が正面衝突で事故死

27日の午後0時35分頃、石川県河北郡津幡町内の国道8号（津幡北バイパス）で、富山県方向に向かって走行中の富山県小矢部市内に住むパート女性（58）が運転する軽乗用車と、反対車線を走行中の大型トラックが正面衝突する交通事故があり、軽乗用車は大破した。

軽乗用車には運転していた女性のほか、里帰り出産のため帰省していた千葉県在住の女性（31）と、その長女（孫娘）の3歳女児が同乗しており、石川県金沢市内の病院で受診した妊婦を乗せて、富山県小矢部市内の実家に戻る途中だったという。

この事故で58歳女性と31歳妊婦は即死の状態で、3歳女児も頭を強打して意識不明の重体となり病院に搬送された。その後、女児も意識を回復することなく、本日29日病院で死亡が確認された。また、トラック運転手の男性（54）も足に軽傷を負っている。

石川県警津幡署の調べによると、現場は片側1車線道路の緩やかなカーブで、路面には大型トラックの（正面衝突を避けようと道路左側に寄った）ブレーキ痕はあるものの軽自動車のブレーキ痕が見られないことから、軽自動車が反対車線にはみ出したのが事故原因と見て、さらに詳しく調べている。


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