更年期、閉経などのことばに対して、どのようなイメージを持つかは人によります。第二の人生の一歩と考えることができず、喪失感や不安感などのマイナスイメージばかりが強いと、心にもトラブルをかかえやすくなります。
うつ病
更年期は、うつ病が起こりやすいときで、初老期うつ病ともいわれます。
いろいろな更年期障害のつらい状態や、明らかになってくる肉体の老化などがあいまって、特有の心理状態におちいりやすいのです。すべてに無気力、やる気がでない、不安、眠れない、だるいなどの症状がでてきます。
また、家庭でも職場でも、さまざまなストレスがあります。加えて、引っ越し、転職、近親者との離別など大きな環境の変化があると、それをきっかけに起こることが多いものです。
仮面うつ病(うつ病
精神的な症状があまりでずに、肩こりや腰痛、不眠などいろいろな身体症状が前面にでてきます。そのため、うつ病と気づかず、病院を転々とする人も少なくありません。検査で異常がみられないのにからだの不調がでてくるときには、心療内科や精神・神経科を受診するのがいちばんの早道です。
空の巣症候群(現代社会と症候群)
生きがいとしていた子育てが一段落し、子どもが就職、結婚などで家を出ていったときに感じる母親の憂うつです。「ひなが巣立ったあとの巣」にたとえてこの名がつけられたうつ症状です。
荷おろし症候群
家のローンの終了、病人の全快、子どもの結婚など、長年かかえてきた重荷を下ろしたとき、空虚感におそわれ、興味も気力も失せ、うつ状態になることがあります。他人から見ればうらやましく、「お幸せですね」といわれるような状態が、心の病になるわけです。
いろいろな依存症(依存症)
空の巣症候群でぽっかりあいた心の空虚を埋めるためにアルコールを飲みはじめ、アルコール依存症になる人もいます。お酒や薬物はからだに影響をおよぼしますが、宗教や買い物、パチンコ、インターネットなどの依存症は、社会生活や経済生活に大きな影響を与えます。
心気症(神経症)
検査などによって、病気ではないとわかっていても、なんらかの病気にかかっているのではないかという不安です。頭痛、めまい、耳鳴り、腰痛などさまざまな変調がでやすい更年期は、よけい気になる時期でもあります。
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