ドメスティック・バイオレンス(DV)(どめすてぃっくばいおれんすでぃぶい)

 配偶者や恋人など親密な関係にある者のあいだに起こる暴力を「ドメスティック・バイオレンス(DV)」といいます。そのほとんどが、男性から女性への暴力です。
 暴力には、(1)身体的暴力、(2)精神的暴力(ののしる、無視する)、(3)経済的暴力(生活費を入れない)、(4)社会的暴力(行動の監視や制限)、(5)性的暴力(セックスの強要、避妊をしない)などがあります。被害者の女性のなかには、20年、30年と暴力を受けつづける人もいます。暴力をふるう男性(バタラー=DV加害者)は、社会的には「ふつうの人」ですが、その裏には、女性を所有物と考える、支配的、嫉妬深い、傷つきやすいといった性格傾向がみられます。
 2001年に、ようやく「DV防止法」が施行され、警察が介入できるようになりました。女性センターなどにも相談できます。被害者は悩みをひとりでかかえ込まずに勇気を持って相談してください。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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