アレルギー性鼻炎の検査(あれるぎーせいびえんのけんさ)

 アレルギー性鼻炎かどうかは、検査をしてみなければわかりません。まず、くしゃみ、鼻水、鼻づまりがいつ起こるかを調べ、そのうえで、つぎのような検査を行います。
(1)鼻汁検査 鼻汁の中に白血球の一種の好酸球が増加しているかどうかを調べます。アレルギー反応が起きると好酸球が増加します。
(2)特異的IgE抗体検査 血液中に抗原抗体反応を引き起こす抗体(IgE抗体)がどの程度含まれているかを測定。
(3)皮膚テスト 可能性のあるアレルゲンを皮膚に注射するか、皮膚につけたひっかき傷にたらして反応を調べます。15分後に皮膚が赤く腫れる程度を見て判定します。
(4)鼻粘膜誘発テスト 可能性のある抗原エキスのしみこんだ小さな紙を鼻粘膜に貼りつけ、反応を調べます。くしゃみ、鼻水、鼻づまりが、どの程度起きるかによって判定します。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

関連するキーワード

アレルギー性鼻炎 くしゃみ 鼻水 鼻づまり 鼻汁検査 鼻汁 好酸球 アレルギー反応 特異的IgE抗体検査 IgE抗体 抗原抗体反応 皮膚テスト アレルゲン 鼻粘膜誘発テスト 抗原エキス
ベビカム医学大辞典
powerd by babycome