アレルギー性鼻炎かどうかは、検査をしてみなければわかりません。まず、くしゃみ、鼻水、鼻づまりがいつ起こるかを調べ、そのうえで、つぎのような検査を行います。
(1) 鼻汁検査 鼻汁の中に白血球の一種の好酸球が増加しているかどうかを調べます。アレルギー反応が起きると好酸球が増加します。
(2) 特異的IgE抗体検査 血液中に抗原抗体反応を引き起こす抗体(IgE抗体)がどの程度含まれているかを測定。
(3) 皮膚テスト 可能性のあるアレルゲンを皮膚に注射するか、皮膚につけたひっかき傷にたらして反応を調べます。15分後に皮膚が赤く腫れる程度を見て判定します。
(4) 鼻粘膜誘発テスト 可能性のある抗原エキスのしみこんだ小さな紙を鼻粘膜に貼りつけ、反応を調べます。くしゃみ、鼻水、鼻づまりが、どの程度起きるかによって判定します。
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