どんな病気？
内耳道や小脳の橋角部（頭蓋内の後下方）という部位にできる良性の腫瘍で、女性に多くみられます。発症は30～50歳が中心。初期には耳鳴り（耳鳴りの原因は不明）、めまい、難聴を訴えますが、腫瘍が大きくなると、顔面マヒや三叉神経のマヒ、痛みが現れてきます。
原因
原因はまだわかっていませんが、遺伝性のものと考えられます。
治療
画像診断の発達によって、早期に発見されるケースがふえました。
手術で腫瘍を摘出するのが原則ですが、腫瘍の大きさや症状によっては、必要な場所に集中して特殊な放射線（ガンマナイフ）を用います。腫瘍が小さい場合、年齢も考慮して経過をみることもあります。
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