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妊娠中の夏の冷え対策。食事の注意点は?

妊娠後期(5~9ヶ月)の相談

Q541:妊娠中の夏の冷え対策。食事の注意点は?

妊娠5ヶ月です。妊娠中はからだを冷やすと良くないと聞いたので、調べたところ、夏が旬の野菜(きゅうり、茄子、トマト…)などはほとんどがからだを冷やすものだと知りました。

しかし、旬の野菜は栄養があるので積極的に食べたいと思っています。夏が旬の野菜を食べるとき、食べ合わせや調理法でからだを冷やさないようにする工夫ができるのであれば教えてください。 2010/6/25
金澤直子先生
基本は火を通して食べること。生サラダではなく、温野菜にして食べること。あとは「しょうが」などのからだを温める食材とあわせて食べるといいわね。

夏野菜のおすすめの調理方法を紹介します。

●きゅうり●
私が子どもの頃、日焼けで火照った肌に、すりおろしたきゅうりを塗り、ガーゼをあてておくと火照りがおさまったものです。それくらいきゅうりは冷やす効果があるものです。

酢豚や豚キムチをいためるときに一緒に入れたり、すりおろしてからスープにいれたり、炒めてヨーグルトと和えても美味しいわよ。

●茄子●
「秋茄子は嫁に食わすな」と言われますが、食わさない理由は、美味しいからだけでなく、からだを冷やすから嫁に食わしてはいけないという意味もあるそうですよ。

保存がきくので焼きなすにして冷蔵庫にいれておくと便利。
茗荷と豆腐と茄子のお味噌汁、茄子といんげんと生節(かつお)の煮物、精進揚、その他お馴染みのメニューだとマーボー茄子など。

●トマト●
夏野菜の定番トマトはビタミンが豊富なので積極的に食べてほしい野菜のひとつ。トマトに含まれるがんの予防に役立つと言われているリコピンは油に溶けやすく、油で炒めると吸収率がよくなります。

トマトとオクラのお味噌汁、おでん、豚肉とトマトのしょうが焼き、その他トマトのリゾットやピザもあるわね。

トマトは冷凍すると皮が剥きやすくなるし、ソースにしたり、煮込みに使ったり、応用価値があるのでおすすめ。

先生のプロフィール

妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。
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