鼻に異物が入った(はなにいぶつがはいった)

 上の子が下の子に、あるいは、乳幼児が自分で、おもしろ半分におもちゃの部品や、豆などを鼻に押し込んでとれなくなる事故はよくあります。
 小さなものを床に落としたままにしたり、子どもの手の届くところに置いたりしないで、きちんと整理し、子どもから目を離さないことが大事です。

すぐにすること


・鼻を強くかませます。
図「鼻に異物が入った①」
異物が入っていないほうの鼻をふさぎ、口を閉じ、「ふん」と、鼻から息を吹き出させます。1回ででてこなければ、2~3回くり返します。

その他の方法


・お母さんが吸いとります。
図「鼻に異物が入った②」
赤ちゃんの場合は、あお向けに寝かせ、お母さんが口で吸ってとれる場合もあります。
・こよりを使います。
図「鼻に異物が入った③」
うまく「ふん」とできない子の場合、こよりなどで鼻をくすぐり、くしゃみを利用してとれることもあります。

ここに注意!


★鼻の異物は、鼻の穴から一部がでているようなら、そっとつまみ出しますが、けっしてむりしてはいけません。かえって奥に押し込まれて気管に落ちてしまうとたいへん危険です。
 とくに、家庭にあるピンセットや、はしのようなものでとろうとすると、押し込まれるうえに、鼻の粘膜を傷つけたりします。
 家庭で簡単にとれなければ、すぐに耳鼻咽喉科でとってもらいます。
★乳幼児の場合、かぜでもないのに片方の鼻がつまり、悪臭のある鼻汁がでるときは、異物がつまっていることを疑ってみます。まわりの粘膜が炎症を起こし、くさい分泌物をだします。

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