乗り物酔い(のりものよい)

 乗り物酔いは、起立性調節障害(「起立性調節障害」)を起こしやすい人や、平衡感覚中枢の感覚が弱い人がなりやすいものです。一度酔うと、また酔うのではという精神的不安も大きな原因になります。
 車、バス、船、遊園地の乗り物など、考えられるいろいろな状況のなかで、可能な方法を選んで対処しましょう。

予防策


楽しくおしゃべりなどして、気をまぎらわし、酔うという不安をもたせないことです。酔わなかったという体験が自信となって、克服できたりします。
換気がよく、揺れが少ない場所(バスや電車は中央かやや前寄り、船は中央)にすわるようにします。ふわふわ揺れる場所、あるいはバスの後部座席のように大きく揺れる場所は避けます。

対応策


降りて新鮮な空気を吸います。
図「無題」
衣服をゆるめ、窓をあけ、横になります。
図「無題」
吐きたいときは吐かせます。またいつでも吐いてだいじょうぶという準備をしておきます。
図「無題」
冷たい水でうがいをします。

ここに注意!


★市販の酔い止めの薬を飲むのもよいでしょう。薬は、乗車直前に飲んでは遅すぎます。乗る30分前には飲むようにしましょう。
★乗車直前の飲みすぎ、食べすぎはよくありません。飲食は、1時間ぐらい前にすませましょう。
★ひとりが酔うと、連鎖反応でほかの人に酔いが広がることもあるので、処置は手早くしましょう。
★体調がよくなければ、酔いやすくなるのは当然です。疲れていたり、睡眠不足だったりの状態で乗り物に乗るのは避けましょう。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

今すぐ病院検索&予約
待ち時間なくラクラク受診♪

近くの病院を探す

関連するキーワード

応急手当て 乗り物酔い 車酔い 酔い止め 乗り物酔いの応急手当て 自動車 バス 旅行 帰省
ベビカム医学辞典
powerd by babycome