色素性母斑(黒あざ・ほくろ)(しきそせいぼはん)

どんな病気?


一般的に小さいものがほくろ、大きなものを黒あざと呼びます。

症状


黒色か褐色で、大きさや形はさまざまです。表面が盛り上がったもの、平らなもの、でこぼこなものといろいろで、あざのなかでは一般的なものです。自然には消えません。小さいほくろは、生まれたときにはみられず、3歳ころから目立ってきます。

原因


長径が20cm以上の、生まれつきの大きな黒あざは、巨大色素性母斑と呼ばれます。まれにその一部から悪性黒色腫(がん)が発症することがあるので注意が必要です。
 黒いあざが急に大きくなったり、出血したり、ただれたりしたときは、悪性黒色腫の疑いがあります。早めに皮膚科を受診してください。

治療


小さいものは放っておいてかまいません。治療の基本は切除ですが、大きいものは植皮術をします。電気凝固やレーザー照射を行うこともあります。手術は3歳以降がいいでしょう。

家庭でのケア


ほくろや黒あざは、針でつつくなどの刺激を与えると、細胞が活性化して悪性化することがあります。気にしてさわらないように注意します。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

今すぐ病院検索&予約
待ち時間なくラクラク受診♪

近くの病院を探す

関連するキーワード

皮膚 子どもの皮膚 皮膚のトラブル あざ 黒あざ ほくろ 生まれつき 皮膚の色の異常 皮膚の形の異常 黒色のあざ 褐色のあざ 盛り上がり 平ら でこぼこ 自然に消えない 巨大色素性母斑 がん 悪性黒色腫 出血 ただれ 植皮術 電気凝固 レーザー治療 レーザー照射 悪性化 肌のトラブル 色素性母斑

関連記事

「あざ(母斑)」
ベビカム医学辞典
powerd by babycome