食べてしまったものは仕方がないですね。取り戻すわけにはいきません。基本的には、料理やお菓子に入れてあるアルコール(日本酒、みりん、ワイン、ウイスキー、紹興酒)などは1人が食べることで摂取する量は極めて少量なので、問題はありません。
アルコール摂取ではっきりしていることは「妊婦さんがアルコール中毒の状態だと先天性アルコール症候群の子どもが生まれる可能性がある」ということです。それよりも少量の場合にどのような影響があるかは、はっきりわかりませんがなんらかの影響の可能性を考慮して、「できるだけ摂取量を少なくする」というのが注意事項です。
また、冷え性で飲んでいる漢方薬はどのようなものかがわかりませんので、的確な答えは出来ませんが、妊娠していることを話して病院から出た処方箋によるものであれば、心配は不要ですね。一方、処方なしで買える一般市販薬ならば、どこかに「使用上の注意」が書いてあるはずですからよく内容を確認してください。
一般的に言われる冷え性の本体はわかっていない部分があるのですが、妊娠中の冷え(平熱が35度台の)は妊娠・分娩への影響が注目されています。規則的で穏やかな生活を心がけましょう。
先生のプロフィール
元愛育病院院長、元東京大学医学部講師。妊婦が安心して、自分が納得のいくお産をするために、のべ4万人という妊・産婦をあたたかく見守ってきた。「妊婦のことを親身になって考えてくれる」と評判が高い。JR四ツ谷駅前の「主婦会館クリニック からだと心の診療室」(主婦会館プラザエフ4F)元院長でもあり、女性のからだと心を両面からサポートしていた。著書に『あなただから だいじょうぶ』(赤ちゃんとママ社)、『改訂版 夫婦で読むセックスの本』(電子出版)など。