育児に口しか出さず手を貸さない夫。夫が家にいる土日が苦痛でなりません。

初めての子育て、産後半年、一番大変な時期よね。あなたは、なんにも間違えてないわよ。たいがいの男なんてそんなもの。育児に追われる母親ならば、みんな多かれ少なかれあなたのような思いを感じるんじゃないかしら。だから、どうか「自分は間違えてるの？」なんて自分のことを責めすぎないでね。

まず、男性は「女性は母性本能があるから、育児のことならなんでもできるはず」って思い込んでいる節があるのよ。だから、自分の出る幕はないって勝手に決め込んだりしている夫が多い。でも女性だって、初めての子育てなら、すべてが初めての経験。新米のお母さんが何でもかんでも完璧にできるわけなんてないわよね。みんな失敗したり、悩んだりするのが普通なの。 だから、あなたも１人で抱え込まないようにしないと。一生懸命になりすぎると余計辛くなります。ときにはSOSをご主人に出してみてはどうかしら。でも、ご主人も仕事を頑張ってくれてるようだから、そこは上手に認めてあげないとね。

それから、お子さんが男の子の場合、子どもに自分の奥さんをとられたような気分になるご主人が多いのも事実。現にあなたは「子どもはだれよりも愛おしい」って言ってるでしょ。ご主人が、あなたにいろいろと口を出すのは、ヤキモチからかもしれない。そう考えれば、可愛いものよね。

男性は、女性よりずっと子どもっぽいところがあります。だから「夫は長男。子どもは次男」くらいのつもりで接するのがちょうどいいくらい。しんどいときは、とにかく自分の気持ちをひたすら書き留めてごらんなさい。それで自分の気持ちが整理できてラクになるものよ。私もそうやって乗り切ってきました。

それから最後にご主人をよそのだんなさんと比べないこと。だれだって、隣の芝生は青く見えます。案外、みんな似たり寄ったりよ。今のあなたのがんばりは、将来の夫婦関係への設備投資。すぐに結果は出ないかもしれないけど、将来必ず実るから。応援しています。