まさか帝王切開になるとは思わなかったといっても、子育てはこれからもそんな「まさか」の連続です。その度「まさかそうなるとは思っていなかった」なんて言っていても仕方がないわよ。大切なのは、まさかの時でもどれだけ自分を見失わないでいられるか、自分がちゃんと確立されているかです。
今回はお子さんが元気に育っているのだし、あなたがぐらぐら揺れることはないはず。どうしても気になってしまうなら、一人でもやもやと悩んでいないでパートナーに話すことが大事ですよ。
でも仕事から疲れて帰ってきたパートナーに、あいまいな悩みを話しても、たいていは聞いてくれないのではないかしら。
まずは、気になっていることを紙に書き出してみましょうよ(パソコンのワープロで打つのではなく、こういうときは紙がいいわね)。何が問題か自分でわからないまま、不安ばかりが大きくなっていることがあるから、書き出して整理してみると、パートナーも相談に乗りやすいと思います。でもね、たいていは書いたことを改めて見ると、自分でもばからしくなっているはずです。
そうはいっても、単に愚痴を言いたい、誰かに聞いてほしいというときには、パートナーではなく友だちがいいわね。愚痴を聞いたり言ったりし合える「おたがいさま」の仲の友だちに救われることは多いですよ。
先生のプロフィール
妊婦・親子水泳教師の草分け的存在として80歳過ぎまで現役で活躍後、プールの中での指導は卒業。現在は妊婦卒業生の強い味方として、指導に当たっている(東京アスレティッククラブ中野/月1回カンガルークラブ、年に2回親子コンサートの主催)。栄養士の資格と経験を生かし、スイミング教室の後は、お手製のおかず持参でお食事会を毎回ひらき、妊婦の悩みに答える、人呼んでヤンババ。その由来については、著書『ヤンババの出産・子育て知恵袋』(築地書館)をご覧あれ。著書に、堀口貞夫・金澤直子共著『ゆっくりきっぱりお母さんになる』(赤ちゃんとママ社)。