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> 不妊の約半数は男性にも原因が! 男性不妊とは?

不妊の約半数は男性にも原因が! まだ認知度の低い「男性不妊」

昨今、芸能人の妊活や不妊治療がメディアでも話題になっていますね。 それに伴って「男性不妊」というワードにもすこしずつ注目が集まってきています。 男性不妊とはどういうものなのでしょうか?


「男性不妊」って?

不妊症とは、夫婦間で通常頻度の性生活を行っていながら、2年以上妊娠に至らない場合をいいます。その数は妊娠を希望している夫婦のうち、10-15%といわれています。そのなかでも男性側に原因があることを「男性不妊」といいます。
男性不妊の原因としては大きく
・精子形成障害
・精路通過障害
・副性器機能異常
・性機能障害

の4つが考えられます。
なかでも「精子形成障害」は男性不妊の要因で約90%を占めると言われ、

・乏精子症…精子の数が少なくなっている状態
・精子無力症…精子の運動率が低下している状態
・精子奇形症…奇形の精子が多い状態
・無精子症…精子がひとつもない状態

に分けられます。

「精路通過障害」は、生まれつき精子が通る精管が詰まっているなどして無精子症になっていることをいいます。
「副性器機能異常」とは、副睾丸・精管・精のう・前立腺・尿道腺・陰茎などの副性器に異常が生じることをいいます。
また「性機能障害」は、勃起不全(ED)、射精障害に分けられます。

不妊検査によってこれらのいずれかの状態が認められた場合に、男性不妊という診断がおります。

これらの男性不妊は先天的なものの他に、生活習慣や加齢、メタボリックシンドロームなどによって引き起こされる場合があります。



不妊の原因の約半数は男性に!

このように、男性にも不妊の原因は多く存在します。

WHOが不妊に悩む夫婦を調査したところ、その48%は男性に原因があるという結果がでています(男性のみに原因がある場合が24%、男女ともに原因がある場合が24%)。

しかしまだ一般的には、不妊は女性の問題であるというイメージが強く、男性不妊を扱う病院も少ないのが現状です。

また男性の場合「射精できているのだから不妊の原因が自分にあるはずがない」と絶対的な自信を持っていたり、「自分に原因があるとわかるのが怖い」と不安を抱いたりする場合が多く、女性側が検査を求めても頑なに拒否することも珍しくありません。

しかし効果的な不妊治療のためには、原因をつきとめることが重要です。もし「不妊かも…」と不安になった場合は、夫婦で家族計画についてしっかりと話し合って、検査・治療に協力の気持ちをもってもらうことが大切です。



不妊かな? と思ったらまずは検査へ。どんな検査がある?

通常の夫婦の性生活を送っているのにもかかわらず、2~3年妊娠をすることがなかった場合、不妊症を疑ってみましょう。

もし不妊症の検査をするのなら、夫婦そろって病院を調べて、一緒に検査を受けることをおすすめします。精液検査のみの場合、女性が通う産婦人科や不妊外来でいっしょに受けることができます。

しかし個人病院の場合、男性不妊の検査はしていないところもあります。その場合は、泌尿器科でも検査を受けることができます。まずはお近くの病院に問い合わせてみましょう。

男性が行う不妊の検査は主に、

・精液検査
・ホルモン検査

等となっています。

女性の不妊治療の検査項目はとても多く、痛みを伴うものもあります。一方男性の検査項目は少なく痛みもないため、「男性こそ不妊治療の検査を先に受けるべき」と話す産婦人科医もいます。

しかし病院へいって不妊の検査を受けることに抵抗を感じる男性も多いもの。その場合、自宅で夫に精液を容器にとってもらって、妻が産婦人科に持っていく方法などもあります。



健康的な生活で体質改善! おすすめのサプリメントは?

精子の質に関しては、生活習慣や食生活が大きく影響することがわかっています。

たとえば、肉ばかり食べている男性は野菜をよく食べる男性に比べ、精液の質が悪くなる、という調査報告もあります。
またコーヒーや栄養ドリンクなどによるカフェインのとりすぎは、精子の染色体異常の可能性が高まるといわれています。

喫煙も精子を酸化させてDNAを損傷させるとわかっています。
仕事の疲れやストレスによって性欲が減退して、夫婦生活の減少や射精障害を引き起こすこともあります。

精子の質をよくするためには、睡眠をよくとり、適度に運動をし、ストレスを発散させ、過度な飲酒や喫煙はせずにバランスのよい食事をとるという健康的な生活が大切です。

また、不足しがちな亜鉛・鉄・ビタミンE・セレン・アルギニンなどの栄養素をサプリメントで補ったりするのも良いでしょう。ホルモンバランスを整える「マカ」や「コエンザイムQ10」などは男性不妊にも良いと言われています。「マカ」は女性不妊にも効果があるといわれていますので、上手に取り入れて、夫婦で妊娠のためのからだづくりを始めてみてはいかがでしょうか。

女性と比べて、男性にとって、婦人科へ行くことや、検査することへの抵抗感はまだまだ大きいかもしれませんが、不妊治療はお互いの協力が必要不可欠です。まずは2人で話し合うことから始めてみてください。


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